野良里蔵狸 -norakura-

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政府、出産無料化を検討?

  出産無料化を検討、少子対策で政府【読売】1/13

 少子化対策の一環として、入院を含めた出産費用全額を国が負担する「出産無料化」制度導入の検討したようだ。

 今までは、母親か配偶者が加入する健康保険組合など公的医療保険から「出産育児一時金」として30万円が支給されていた(2006年10月から35万円に改正予定)。

 これを見ると、保険料で行っていたものを税金に置き換えただけにしかみえない。国と保険が両方貰えるとは到底思えないので、「出産育児一時金」がなくなるような気がする。さらに「全額」というのも気になる。これ、ザル法にならないか?
 記事によれば出産費用格差も気になる。旧国立病院では平均317,000円かかるのが、民間調査だと平均約39万円。全額負担ならわざわざ安いところを選ぶ理由はなく、何かとんでもないことが起こりそうな気がした。

 保険料による「出産育児一時金」を40万円程度まで引き上げればいいだけの話な気もするのに、税金ばらまきを模索。少子化を良いことに、保険庁、産院業界、某団体などの思惑が見え隠れするのが何とも(´・ω・`)

 そこで出生率でなく、出生数はどうなのか気になって調べたら驚いた。実は出生率低下とは裏腹に、出生数はここ15年はほぼ横ばい状態。

  人口動態総覧の年次推移

 昭和48年(1973)の 2,091,983人をピークに減少を辿り、平成16年(2004)の 1,110,721人と比べ、半分強まで下がっているが、その11年前の平成5年(1993)の1,188,283人と比べると大して変わっていない。平成元年以降は 110?120万人で安定している訳だ。

 おそらく、出生率が顕著に低下しているのは、計算式が原因だろう。
 ここによれば、出生率は『妊娠が可能とされる15歳?49歳の全女性を調査対象として、各年齢層ごとに子供の出生数を、女子人口で割って出生率を算出し、さらにそれを合計して「生涯の出生率」を算出する』とある。終戦直後の日本は「産めよ増やせよ」状態で、多産するケースが多かった。こういった人達が高齢と共に計算式の対象から外れ、代わりに未婚や子どもを持たない夫婦が増えれば勝手に下がるは自明だ。
 たしかに出産無料化は少子化対策になるだろうが効果は微々たるものだろう。放っておいても、15年前から出生数が安定しているので、出生率は今後「勝手に」横ばいになるのは明らかで、政府はこれをもって「少子化に歯止めがかかった」とか自慢げに言い出しそうだ。なんだかね。

 そもそも内閣府に少子化男女共同参画担当大臣まで設置しているのにこの程度の政策しかできないのは情けない。少子化の主な原因は出産費でない。未婚、晩婚化もそうだが、既婚者でも金銭的にも精神的にも育児が大変なので産むに産めない(増やせない)のが実情だろう。単にカネをばらまくだけでは解決しない段階まで来ているような気がする。
 なお、「少子化」よりも「男女共同参画」にやたら予算をつぎ込んでるのも驚いた。

  男女共同参画会議(第16回)議事録内閣府 男女共同参画局


○名取局長 平成17年度概算要求の全体像を御説明させていただきたいと思います。始めに総額でございますが、総括表の3ページ目をお開きください。表の一番下に「総合計」欄がございますが、真ん中の17年度概算要求の括弧なしの数字が一般会計分で3兆1,584億円、丸括弧付き数字の特別会計分が7兆4,703億円、二重括弧付きの数字の財政投融資分が3億円で、総額10兆6,290億円となっております。総額9兆9,210億円の16年度当初予算から7,080億円の増額となっております。(抜粋)

 男女共同参画に毎年予算10兆円!。国民一人当たりなんと約10万円。男女共同参画を反対する気はないが予算かけすぎじゃないのか?。無論、これには抜本的な少子化対策予算はない。
 よく見ると『「高齢者等が安心して暮らせる条件の整備」が一般会計、特別会計及び財政投融資分を全て合わせて8兆9,547億円』」ということから、男女共同参画が女性の為というより高齢者のためなのがよく分かる。
 なんだろう、これは。少子化対策と叫ぶわりに、高齢者ばかりを厚遇。こういった無能な政策がますます少子化を加速させているような気がした。

参考スレ)
 【超少子化】 「出産無料化」検討、少子対策で政府(ν速+@2ch)
 ※こちらの方が内閣府より少子化を考えているような(笑)。
 ※以下、適当に抜粋(一部編集しています)。

【“政府、出産無料化を検討?”の続きを読む】
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