野良里蔵狸 -norakura-

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ゆとり教育に文科相、中学生に謝罪

  中山文科相:ゆとり教育は「反省すべき」と中学生に謝罪

 中山成彬・文部科学相は21日、水戸市の茨城大学付属中学校での「スクールミーティング」で、ゆとり教育について「授業時間を減らしたことは反省すべきだと思う」などと中学生に謝罪した。

 いろんな意味で考えさせられた。



 まず謝罪。文科相がゆとり教育を謝罪するということは、ゆとり教育が間違った教育であることを肯定することに他ならない。客観的に考えても、ゆとり教育は間違いだと思うが、文科省大臣が認めちゃってもいいものかどうか。今回は中学生への謝罪だったが、これは波紋を広げかねないか心配だ。例えば「俺たちはゆとり教育のせいで、十分な教育が受けられず就職も門前払いを受けた。文科相が謝罪しているから責任取れ」と勘違いして訴えるバカがでそうだし。また、企業では「ゆとり教育を受けた公立中卒、公立高卒は採用禁止」なんで裏で起こりそうだ。
 もっとも、なぜ中山文科相が謝罪するのか理解に苦しむ。本来謝罪すべきは、ゆとり教育を導入した当時の大臣であり、日教組などの重鎮たちではなかろうか。中山文科相自体は、間違ったゆとり教育を是正している側であり謝罪する必要は全くない。むしろ、堂々として良いと思う。ゆとり教育を導入した人たちが雲隠れして、是正する側の人間が謝罪するあたり、矛盾を感じた。

 次に文科相が訪れる場所。茨城大学付属中学校は名前から見ても、国立学校で、かつエスカレータで大学に行ける学校だ。何故を選んだのか。謝罪するなら公立で、かつ高校受験が必要な学校だと思うのだが。予定外のアクシデントをおそれていたのか?。考え過ぎかもしれないが、なんか出来レースを感じた。

 ゆとり教育は Wikipediaにわかりやすくまとめられてるが、理念は間違っていないと思う。ただ、現実にはそぐわなかった。学力低下を招き、危機感がある者は私学なり塾へ行き、危機感がない者は遊びほうける。その結果、ゆとり教育世代は意欲がある者が減り、いろんな理由はあるにしろフリーターやニートの増加の一因になった。変な話だが、ゆとり教育で一番恩恵を受けたのは教職員達であり(勤務時間が減る)、塾経営者(需要が増える)ではなかろうか。少なくとも、国や教育を受ける側の子ども達には恩恵よりも弊害の方が多い気がする。
 ともあれ、間違ったと自覚して、教育方針を見直すことはいいことだ。

 個人的には中学生までは勉強に勤しませる方がいいと思う。ゆとりは必要ない。知識の詰め込みもそうだが、知識の後に考える力を学校で養わせるべきだろう。知識がなければ発想もできないと思う。自分の力で考えさせ、物事を達成させる教育を増やすべきではないか。大人になる前に苦労し成功する喜びを覚えないと、将来ろくな大人にならない気がして心配だ。もっとも、この教育は理想論なのは十分わかっている。

 もっとも、教育制度以前に親の子どもへの関与が一番重要だと思う。放置したり、こんな親がいたら、ゆとり教育もくそもない。茶髪に注意された親が学校に嫌がらせした事件だが、今日の報道では茶髪にしたのは親の方で、子どもが自主的にやった訳ではないらしい。困ったもんだ。子どもは親のペットじゃないんだから。
 結局は、子どもを教育する場所は学校だが、熟成させる場所は家庭であり、こんなバカ親がいっぱいいたら、文科省がどんなことをやっても無駄だと思ってしまう。実際、バカ親は増え続けているし。こちらの方の対策も取らないとまずいんじゃないかと思ってしまった。
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