野良里蔵狸 -norakura-

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中国:鳥インフルエンザの新型ワクチン開発成功の影

  中国、鳥インフルエンザの新型ワクチン開発に成功 【人民日報】

中国はこのほど、鳥インフルエンザの新型ワクチンの開発に成功した。水鳥・家きん・哺乳類・人などへの鳥インフルエンザの感染を断つことができるという。国家禽流感(鳥インフルエンザ)参考検査室が25日明らかにしたところでは、H5N1亜型鳥インフルエンザ向けに開発された2種類の新型ワクチンがこのほど、科学技術部と農業部の合同審査に合格し、国家の使用許可を獲得した。

 なんでこれがトップ記事なんだ?と疑問に思ったが、おそらく緊急にこれを取り上げたのはこの事件がきっかけではないだろうか。

  鳥インフルエンザで121人死亡?…中国当局は否定 【読売】

【北京=末続哲也】渡り鳥の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染が確認されていた中国内陸部の青海省で、「4月以降、渡り鳥のH5N1型ウイルスが人に感染し、121人が死亡した」との未確認情報が26日、海外の一部ウェブサイトに流れ、中国当局が急きょ、この情報を全面否定する一幕があった。

 青海省の関係者が明らかにしたものだが信憑性は不明。中国政府は全面否定しているが、過去にSARS(新型肺炎)の感染拡大を隠蔽しようとした過去があるだけに微妙だ。

 最初、中国製鳥インフルエンザワクチンの開発成功に日本大手新聞が全くスルーしているので疑問になって調べ始めたら、いつの間にか鳥インフルエンザ全体に足を伸ばす始末。まぁ、いつものことだ(笑)。ただ、呉儀・副首相のドタキャンの真相はこれではないかという疑念もでてしまった。


 鳥インフルエンザについての知識は次の場所からほぼ吸収できた。

  鳥インフルエンザに関するQ&A 【国立感染研究所】

 アジアではH5N1型が人に感染し、半数以上が死亡に至る。鳥から人へ感染するのは、感染鳥に近距離で接触するか、内臓や排泄物に接触しない限り大丈夫。人から人への感染はないと考えてよい。治療法は特に確立されてない。人へのワクチンがないので予防接種ができない(鳥に対するワクチンはある)。
 ただ、ウイルスは環境により変化するので楽観はできない。例えば、ベトナムでは毒性が弱まった反面、感染力が上がった報告がある。ベトナムでは各家庭に鳥を飼う習慣があるので撲滅は難しいらしく、ウイルスが一定地域に定着した可能性もあり、そこで変化したものと見られている。

 では、日本はどうかというと、先月カラスによる感染が証明されたため、流行すると都市部でも感染する可能性がでてきてしまった。

  鳥インフルエンザ:カラス同士の感染を確認 動物衛生研 【毎日】

 毒性の強い鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)がカラス同士で感染することを、動物衛生研究所(茨城県つくば市)が実験で初めて確認した。カラスがニワトリと同様に、鳥インフルエンザウイルスを媒介して広めることを示す結果で、同研究所の塚本健司・病原ウイルス研究室長は「H5N1型が人に感染する可能性は極めて低いが、鶏舎にはカラスを近づけないなどの対策が必要だ」と話している。

 なんか恐怖を煽っているようだが、感染力が強い鳥が日本に来ない限り、問題は無かろう。慌ててもしょうがないし。

 さて、本題の中国の新型ワクチン。実は同じ記事が3ヶ月前にあるから面白い。

  鳥インフルエンザワクチン 中国で開発成功 【人民日報】2005-02-06

 新型で高い効き目のあるH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス混合ワクチンと鳥インフルエンザ鶏痘ウイルス混合ワクチンの開発が、中国農業科学院哈爾浜(ハルビン)獣医研究所の農業部動物インフリエンザ重点開放実験室で成功した。農業部と科学技術部が合同で主導し、国家難関プロジェクトの助成を受けて開発された新型ワクチン2種類は、国際的にも先端レベルにあるという。このほど農業部動物薬審査評価委員会の審査に合格し、同部から新動物薬証明書を得た。

 ちょっとクビをかしげる。新しい方との違いは「国家の使用許可」があるかないか。審査に合格したまでは同じだ。なんだかな。一方、日本でも新型ワクチンの開発は終わっていた。

  国立感染研、新型インフルエンザのワクチンを開発 【日経】 2005-03-13

 国立感染症研究所のグループが12日までに、発生が懸念される新型インフルエンザ対策として、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)から新しい予防ワクチンを開発、感染防御効果を動物で確認した。
 インフルエンザワクチンでは初めて免疫増強剤を加えたのが特徴。人での感染防御が海外のワクチンに比べ高いと期待される上、現在の日本のワクチン製造能力で数億人分の供給が可能になる。

 ただ、安全性を考慮し、早くても承認されるのは来年中とか。

 こう考えると、今度は中国の新型ワクチン投入に疑念がでる。安全性は大丈夫なのかと。開発後、僅か3ヶ月で認可。なんか異常に早い。焦っている感じすらする。さらに鳥へのワクチン接種もすでに進めている。

  青海:鳥インフルエンザ発生で300万羽にワクチン 【中国情報局】

 青海(せいかい)省・剛察(ごうさつ)県で発見された渡り鳥の一種のハイイロガンの死骸に関して農業部は21日、「H5N1型の鳥インフルエンザウイルスに感染していた」と発表した。このため、青海省は緊急に300万のワクチンを家禽類に接種した。新華社が22日付で報じた。

 新型を投入したかは不明だが、躊躇無く投入しているのはちょっと考えさせられてしまう。ちなみに、日本では既存の鳥インフルエンザワクチンですら、鶏への接種は見送っている。おそらく、食への安全を考慮してのことだろう。結構慎重だ。

 個人的には 121名死亡疑惑説は真実と捉えている。これは呉儀・副首相のドタキャンでも伺える。

  呉儀の「重要公務」、鳥インフルエンザの可能性も 【中国情報局】

 中国国務院の呉儀・副首相が23日に予定されていた小泉純一郎首相との会談を急遽、キャンセルし、帰国したことについて、日本の外務省関係者の間では、靖国神社問題が絡んでいるとの見方が強い。しかし、中国で発生した鳥インフルエンザが関係しているという説も出始めている。

 実際、呉儀・副首相は衛生部部長でもあるため、鳥インフルエンザ問題を早急に処理する必要もある。中国側は靖国参拝問題を理由に挙げているが、冷静に考えれば、国内の防疫問題をこれにすり替えた?とすら思えてしまう。なんでそんなに靖国問題に必死なんだと思ったが、鳥インフルエンザで121人も死亡した事実を隠蔽するには絶好の的じゃないかと。そういえば、帰国以降、呉儀・副首相を見た記憶がない。もしかしたら、121名どころじゃなく、もっとひどいのか?。
 一方、マスコミも政治家ばかり追いかけず、こういった事情も追求して貰いたい。この事実、ついさっきまで知らなかったし、未だに読売しか取り上げていない。結構重要なことだと思うのだが。

 いろいろ考えさせられたが、今後は新型ワクチン漬けになるだろう中国の鶏はちょっと食べる気がしなくなった。安全性は大丈夫なのだろうか。
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