野良里蔵狸 -norakura-

tanukurのブログ。不定期更新(´・ω・`)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

神奈川県、残虐なゲームソフトを有害図書に指定へ

  「グランド・セフト・オート3」を有害図書類指定へ――神奈川県 【ITmedia】

 神奈川県児童福祉審議会は5月30日、ゲーム内での残虐性を理由に、カプコンが販売する「グランド・セフト・オート3」を県青少年保護育成条例に基づく「有害図書類」に指定。18歳未満の青少年への販売禁止を県に答申することを決定した。残虐性を理由にしたゲームソフトの有害図書類指定は全国で初めてとなる。

 この報道、はじめは今年3月に取り上げた「大阪府、ゲームの規制を検討」と内容がダブると思い、スルーしていた。ところが、この記事を見て1つ気づいた点がある。

本作は、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)によって、18歳以上対象ゲームソフトに指定されていた。

 発売当初から18歳以上対象を販売目的にしているゲームソフトを、今更条例で18歳未満の青少年への販売禁止を答申するという現象。なんだこれは?。そうなると、CEROの意味はないのか?と思ってしまう。それ以前に、CEROって何?


  特定非営利活動(NPO)法人 コンピュータエンターテインメントレーティング機構 (CERO)

本機構は、コンピュータエンターテインメント文化の発展にともないコンピュータゲームの多様化が進行するなか、ゲームソフトの年齢別レーティングを実施することにより、一般市民やユーザーに対しゲームソフトの選択に必要な情報を提供し、青少年の健全な育成を計り且つ社会の倫理水準を適正に維持することを主たる目的とする。

 本当に年齢別レーティングを実施するだけの機関らしい。このレーティング制度も、『購入規制ではなくユーザー側へのゲームの内容情報を提供することにより購入者の皆さんが、自己の判断によりゲームソフトの選択・購入をしていただく事を目指しています』と目安でしない。
 また、『このレーティング制度を有効に機能させるためには販売店側の協力が欠かせません。そのため当機構は、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)及びゲームソフトメーカーと協力して新しい販売方法を提案しています』とあり、やや弱腰(引用元)。
 実際に、ゲーム販売店でジャンル別の陳列は見たことがあっても、年齢別陳列は見たことがない。購入者の判断に依存しているため、少なくとも暴力ゲームをプレイしたい購入者は年齢に関係なく手に取ることができるし、販売店も売らないわけにはいかない。

 今回の神奈川県は、これに業を煮やして有害指定を行ったわけだが、これは本当に建設的なのだろうか。
 本筋で考えれば、CEROという機関があるならこれを使わない手はないと思う。例えば、ここで18歳以上対象ソフトはアダルト売場でのみ陳列とか、18歳未満には発売してはいけない等、法的規制(違反には罰則)を設ければ、非常にわかりやすく、浸透すると思う。他に15歳以上、12歳以上という区分もあるし、性表現系、暴力表現系、反社会的行為表現系、言語・思想関連表現系までチェックされているので、今回の件に照らせば、18歳以上かつ、暴力表現系で絞ることもできる。
 もっとも、本来、購入者の目安になるべきものが、こういう使われ方するのも何か変な気がしてしまうのだが。

 もし、こういった機関を使わないのであれば、CEROは不要だろう。推測だが、年齢別レーティングもタダじゃないだろうし、開発費の負担も減らせるはずだ(金額にもよるけど)。今は購入前にゲームの内容を知る術はいくらでもあるので、こんな機関がなくても困らないではないかと思ってしまう。

 本来は、法で規制せずとも、販売店が CEROの表示を重視し運用してくれれば、それだけで済む問題のような気もする。逆に言えば、今まで CEROのレーティング制度は無視され、無秩序に販売されていた実態が浮き彫りになったことになる。

 最初は、行政がゲームを規制するなんて何事?と思ったが、こういった実態があるなら致し方ないと思う。雑誌や映像メディアは内容次第で18歳以上禁止が当たり前になっている。ゲームも子どもがやってはいけないものは規制が必要な時期に来ているのかもしれない。

 なお、CEROのサイトではレーティング検索ができるようになっている(ここ)。ここで 18歳以上対象で暴力ゲームと指定されている PlayStaion2ソフトは次の通り。

  GANTZ(コナミ)、サムライウエスタン活劇侍道(スパイク)、
  シャドウ・オブ・ローマ(カプコン)、DEMENTO(カプコン)、
  NANOBREAKER(コナミ)、バックヤードレスリング2(アイドス)、
  ヒットマン:コントラクト(アイドス)、Blood Rayne(EAアーツ)、
  侍道2決闘版(侍道2ベスト)(スパイク)、
  ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇(サミー)、
  michigan(スパイク)、METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER (コナミ)

 GTA3は発売が古いせいか、暴力アイコンはなかった。ただ、こうしてみると18歳未満にたくさん売れたと思われるソフトがちらほらあるので、びっくり。MGS3なんて、GTA3より遙かに売れてるし、CMもバンバン流れていたし。18禁ソフトとかになったら、小中高生からブーイングがきそうだ(笑)。

 ちなみに任天堂はこの手に厳しいせいか、バイオハザードしかなかった(しかも18歳以上対象ソフトはカプコンばかり(笑))。親がゲームに疎く、子どもがゲームを欲しがるなら、PlayStation2よりも、GameCubeの方が無難かもしれない。来年春以降なら Revolutionか(なんか回し者みたいだ(^^;)。

※再考記事はこちら (2005.06.07)

余談)
   神奈川県をビビらせた殺戮残虐ゲーム
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tanukur.blog8.fc2.com/tb.php/180-ca8e2531

FC2Ad


アクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。