野良里蔵狸 -norakura-

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愛知万博:ペットボトル問題

  会場ゲートに紙コップ 暑さ対策で協会、持参ペットボトル移し替え 【中日新聞】

 愛・地球博(愛知万博)会場の暑さ対策で、博覧会協会は2日、会場の全4ゲート前に20日ごろまでに紙コップを設置し、持参のペットボトル飲料を移し替えて会場内への持ち込んでもらうなどのサービスを始めると発表した。
  (中略)
 中村利雄事務総長は同日の会見で、会場へのペットボトルの持ち込み禁止について言及。「協会だけでなく、警察当局、各国からの要請に基づいて行っている。現在の国際情勢の認識から、残念ながら(解禁は)できない。その代わり、水分補給のサービスを向上させる」と述べ、紙コップもその対策の1つと位置づけた。

 ここまで来ると中村利雄事務総長は何を考えてるのかわからない。当初は万博内の業者対策かと思ったが、水分補給サービスを向上させるなら却って、運営側に不利益のはず。さらにペットボトルの「中身」は持ち出せるサービスを開始。
 これを単純に考えると「ペットボトルの器が危険」ということになる。でなければ、中身の持ち込みに、わざわざ紙コップを用意する必要はないだろう。そんなに危険なのか?。ペットボトルの器は?


 ということで調べてみたが、警察当局、各国から要請されるほど危険とは思えない。

  危ない商品 ペットボトル飲料 【WEBニッポン消費者新聞】
  ペットボトル 破裂に注意 【おはよう とくしま】

 いづれも内容はほぼ同じ。2000年まで無事故だったペットボトルが、2001年から3年間で9件の事故を起こし、原因はすべて飲み残したペットボトルが暴発するパターン。中には複雑骨折を引き起こしたケースもあるが、これはペットボトルが危なくなったのではなく、それだけ普及したせいだろう。
 如何にも危険そうだが、何日も放置するペットボトルを来場者が持ち込むとは思えない。もし、これを危惧するなら、開封済みのペットボトルに限り、一度蓋を開けて貰えば済む問題である。それ以前に、これは持ち込み禁止の理由になっていない。
 本題のテロを想定した場合だが、透明のペットボトルに細工するとは思えない。どちらかというと中身だ。テロ対策の一環ならば、持ち込んだペットボトルを没収するのは理解できるが、今度は中身が持ち込めるようになる。これでは無意味だろう。それに没収されたペットボトルの器は、会場内で販売されている。うーん。

 こうなると中村利雄事務総長は何を考えてるのかさっぱりわからない。防犯の位置づけからペットボトル持ち出しを禁止するなら、今まで通り継続するべきである。中途半端に紙コップに移させるべきではない。もし、そこまでやるなら解禁すべきだ。ペットボトルの利点はいつ何処でも水分補給ができることに尽きる。今回の紙コップでは意味がない。むしろ、移し替えるならば別のペットボトル容器だろう。いや、中身の確認だけで十分だ。あまりにもバカらしい。
 それに国内の主要空港では、栓を開けずにペットボトルなどに危険物が入っているかどうか、容器を置くだけで数秒で判別できる「液体物検査装置」が導入されていると聞く。こちらを導入した方がよっぽど建設的だと思うのだが。

 ただ、万博内の水分補給対策は急務だ。

  ペットボトル禁止 夏、大丈夫?(5/5) 【朝日】

医師「健康考え解禁を」
協会「販売の充実図る」

 大型連休に入り、初夏を思わせる日差しが続く愛知万博(愛・地球博)の会場で目立ち始めたのが、汗をぬぐいながらパビリオンの入館を待つ人の列。4日の会場内の最高気温は30度には達しなかったが、暑さと人込み、そして待ち時間でぐったりとしたお年寄りや子どもの姿も見られた。夏休みや入場者数がピークを迎える9月の閉幕前には35度を超える暑さも予想される。入場者の暑さ対策は万全なのか。専門家からは入場者の健康管理の面から、ペットボトルの持ち込み解禁を求める声が出ている。

 協会は販売の拡充を図るとあるが、現実には、

  ペットボトルは“命綱”  場内販売、足りない! 【中日新聞】

 愛・地球博(愛知万博)の長久手会場は、29日も前日に続き最高気温が30度を超えた。持ち込みを禁止されているペットボトルの飲料水は飛ぶように売れたが、販売場所が少ないことなどから、なかなか手に入れられない人も多く、博覧会協会は同日、屋外のペットボトル販売所を大幅に増やす対応策の検討に入った。

 三週間経っても何もしてなかったことになる。1日の全販売数は約 35,000本とあるが、この日の来場者は13万人。とても供給しきれるとは思えない。ついには常温で販売。ひどい話だ。
 その後、供給できるペットボトル数を 247,000本を上限とする発表があったが、これは上限であり、どこまで供給しきれるかは疑問だ。また、常温のペットボトルが販売されるのだろうか。

  来場者に冷水提供 来月から入場待ちの暑さ対策 【中日新聞】

 6月20日頃から全ゲート前に冷水タンクを設置し、入場待ちの人たちに飲料水を無料提供するサービスを開始する。これ自体は評価したいが、これはあくまで「会場入場前」であり、「人気パビリオンの行列待ち」ではない。私としては、行列待ちにも無料で冷水配布サービスをすべきだと思うが実際はどうなのだろう。たとえ、協会が無理としても、パビリオン側はやってくれないのだろうか。

 何か、このまま対策が後手後手だと、テロよりは脱水症状による被害がでてきそうだ。

◆医師も心配行列への配慮 移動販売考えて

 名古屋掖済会(えきさいかい)病院(名古屋市中川区)の北川喜己・救命救急センター長は「熱中症は気温や湿度が必ずしも高くなくても、体調が悪ければ起きる」と指摘。その上で「人気パビリオンの前で1、2時間も並んでいれば疲労もたまり、炎天下では脱水症状となる。博覧会協会はゲート前で飲料水を提供するというが、むしろ、並んでいる人たちに提供した方がいい。清涼飲料などを移動販売できるような配慮が必要だ」と提言する。

 一方、「ニコニコこどもクリニック」(同市中村区)の荻野高敏院長は「子どもは背が低いため地面からの照り返しを受けやすく、熱中症になりやすい。だから特にこまめに水分を取ることが必要。持ってきた水筒が空になった時、自販機が少ないのはやはり心細い」と、子どもへの最大限の配慮を求めている。

 移動販売の話はまだ協会から発表されていない。脱水症状で重体又は死亡者が出たらどうするのだろう。今度はこれが原因でペットボトルが解禁になったらマヌケな話だ。
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