野良里蔵狸 -norakura-

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日韓歴史共同研究委員会

  韓日歴史共同研究委で意見の食い違い続出 会議録すら存在せず 【朝鮮日報】

 今月1日、3年間の活動を締めくくった韓日歴史共同研究委員会(委員長:趙東杰(チョ・ドンゴル)、三谷太一郎)は両国の学者が立場の違いから激しく対立し、休止が相次ぐなど、多くの困難に直面しただけでなく、韓日の争点となった近・現代史部分を担当した3分科に至っては、日本側が共同委員会会議録を残すことを拒否し、会議録すら存在しないことが確認された。
(中略)
 韓国側の委員は3月26日、東京で開かれた最後の韓日合同全体会議で、これまでの活動を振り返って直接的な不満の声を上げた。李万烈(イ・マンヨル)委員は「歴史学者が争点を話し合う場において、公の記録を残してはならないと主張するというのは、果たしてあっていいことなのか、今でも納得できない」と吐露した。

 日本の歴史教科書問題を背景に、日韓両首脳の合意により 2002年5月に発足した韓日歴史共同研究委員会が 3年の活動を経て、日韓歴史共同研究報告書を提出したが、残念な結果に終わったようだ。

 それにしても日本側が会議録を拒否のは意外だった。この記事には拒否理由がないので、いつものアレかと思い、日本側の報道を検索してみるが、報道自体がない。
 「韓日歴史共同研究」をGoogleニュースすると出てくるのが韓国側の報道ばかり。…すいませんでした。考えれば当たり前で「日韓歴史共同研究」で検索したら、韓国の比にならないくらいいっぱいありました。


  日韓歴史研究:韓国側の不満、随所に=解説 【毎日】

 10日に全文が公開された第1次日韓歴史共同研究委員会の報告書では、韓国側が日本の歴史教科書の記述を研究テーマに求め、日本側に拒否され実現できなかったことへの不満が随所に表れ、共同研究の位置付けという入り口論から両国間に溝があったことが浮き彫りとなった。日本政府は第2次歴史共同研究で歴史教科書を研究対象とする方針だが、「第1次」が感情的論争に発展した影響が懸念される。

 問題の公開された報告書はおそらくこれだろう。

  日韓歴史共同研究報告書 全体会議篇

 p.38以降に日韓の各委員のコメントが書かれている。読んでみたが日本側は淡々としており、会議録の拒否の理由が全くわからない。一方、韓国側が積極的に書いているのが目に付いた。特に冒頭記事にでてきた李萬烈氏。日本側がせいぜい半ページ、韓国側でも1ページ使う程度に対して、この人は2ページ半も使っている。
 この人、何者と所属を調べたら、国史編纂委員会と聞き慣れない言葉が。ただ、どうみても大学関係者でない気がする。そこで検索すると面白いことが。

  国史編纂委員会

 ドメインが go.kr。まさか政府機関?と沿革を見てみると、

大韓民国政府樹立以後、1949年に国史館は文教部の直属の国史編纂委員会に改編され、『朝鮮王朝実録』『備辺司謄録』など、韓国史の基礎史料の編纂に力を注いできた。

 立派な政府機関だ。てっきり大学関係者だけで構成したと思ってたし、先の毎日の記事にも「民間有識者による歴史共同研究は、政府を拘束するものではない」と書いてあったので、少々面を喰らってしまった。政府が干渉したら中立的に公正な歴史認識などできるはずがないだろう。
 彼の言い分を見ると、運営面のケチが多く、互いの歴史を最初にすりあわせ、共通の認識を作るというより、自分の主張を通そうとする姿が痛々しかった。この人がいなければ、第3分科(近現代)はもっと互いを理解できたのではないかと思う。
 ただ、彼の記述にある「日本側が会議録の拒否した」「日本側が通訳を理由に会議を中止した」のは興味深い。この辺り、何故そうしたのか日本側からコメントがあればよかったが残念だ。

  日韓共同研究:「歴史教科書」テーマに 首脳会談で提案 【毎日】

政府は7日、年内開始に向けて準備する日韓有識者による第2次日韓歴史共同研究について、両国の歴史教科書の検証を初めて研究テーマに取り上げる方針を固め、韓国側と調整に入った。20日にソウルで開催予定の日韓首脳会談で、小泉純一郎首相が盧武鉉(ノムヒョン)大統領に伝える見通し。
(中略)
 歴史共同研究をめぐっては、韓国側が「日本の歴史認識の是正」を狙い、歴史教科書を新たな研究テーマにするよう求めてきたのに対し、日本側は「教科書の編集権は出版社にあり、政治介入できない」と拒否してきた。しかし日韓関係の悪化を受け、外務省と文部科学省が水面下で対応策を協議。「教科書の記述に反映させない範囲内で教科書の記述を研究する」(政府筋)まで譲歩し、韓国政府と調整を始めた。

 一方、韓国の歴史教科書についても、政府内からは既に「植民地支配下の日本の弾圧を過度に記し、反日感情をあおっている」(外務省首脳)との批判が出ていることから、研究テーマとし、歴史認識の相互理解を深めたい考えだ。

 第二次日韓歴史共同研究はいいとは思うが、政治に思惑があるならまた同じ結果に終わるだろう。さらに韓国側は如何なる事実があっても、自分らの主張を曲げないような気がする。日本も韓国も相手の主張を教科書に反映することなどないだろう。

 そう考えると無駄な気もするが、それぞれの見解をネットで公開するならばいいと思う。相手側の主張をネットで閲覧できれば、読み手は自分で判断できる。私も韓国側がどういう歴史認識を持っているのか興味があるので、時間があったらじっくり読みたいと思う。ただ、第二次日韓歴史共同研究が発足するなら、自分の主張を優先する政府関係者は委員に入れないで貰いたいものだ。
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