野良里蔵狸 -norakura-

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中国発のセキュリティソフトは使えるのか?

  キングソフト、中国発のセキュリティソフト?100万本を無償で提供 【PC WATCH】9/14

 胡散臭い中国製なのでスルーしていたが、何も評価せず偏見を持って放置するのも何なので調べてみた。
 結論を言えばスルーして正解だったが、この発表を NHKがニュースとして取り上げていたのに驚いた。


 まず、「キングソフト インターネットセキュリティ2006」について。
 万能セキュリティソフトで、ダウンロード画面を見る限り、低コスト、メール受信が高速、中国で実績があるとのことだが、気になる文言が。

インストール前に、他のセキュリティソフト(アンチウィルス、ファイアウォール、アンチスパイ、アンチスパム)をアンインストールしてください。

 一見、相性問題のようにも見受けられるが、悪意を持ってみれば「他社のセキュリティソフトにスパイと認識されるので入れるな」とも取れる(考えすぎ?)。

 それよりも重要なのは、スパイウェアと風評がある JWordプラグインが自動でインストールされる点だろう。カスタムでインストールすれば回避できるらしいが、面倒な人はそのまま入れてしまいそうだ。ちなみに JWord - Wikipediaによれば、「ある1人の利用者がプラグインをインストールすることにつき10円の報酬を受け取れる仕組み」らしい。

 JWordプラグインの疑惑については JWORD社が反論記事を出しており、これをどう受け止めるかは個人の判断だろう。ただ、企業情報を見ての通り、中国系企業なので私はちょっと遠慮したい。
 昨年、中国でキングソフト(金山軟件)が開発したウイルス駆逐ソフトが違法販売として立件されたことがあった(事件記事)。ソフトが当局の販売許可を得る前から市場に流通し、北京市公安部の公共情報網絡安全監察処が販売禁止と回収を要求したようだが、中国政府が思いっきり干渉しているあたりに胡散臭さを感じる。

 それはさておき、肝心なウイルス駆逐能力はというと、あまり芳しくない。

  McAfee VirusScan SMB Edition 8.0.0 - 93.843%
  ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0 - 89.783%
  Panda EnterpriSecure Antivirus 3.06 7.01.10 - 89.526%
  ウイルスドクター企業版 9.00.607 - 88.214%
  金山毒覇2005 中小企業版 6.16.44 - 63.599%
  ウイルスキラー企業版 17.38.12 - 61.962%

 「离子翼」(中国サイト)で、2005年7月29日?8月1日に実施したテスト結果だが、これが事実であれば性能面は少々疑問が残る。余談だが私が离子翼サイトにアクセスした時はこの数字は見つけられなかった(消された?)。参考サイトからの引用なのであしからず。
 また、シマンテックのセキュリティチェックをした人によればデフォルトのままでは設定が甘いとの事なので、多少なりともチューニングが必要だろう。

 ただ、総合して低価格セキュリティソフトである事実には変わらない。1年間無料だし、中国製を気にしないのであれば、カスタムでインストールすればいいだろう。開始当初はダウンロード数が一時 0になったり、アップデートができない等の不具合があったが、すぐに改善されてるのを見ると従業員の士気は高そうだ。ただ、代表取締役がここと同じというのが何とも。
 もっとも、今はフリーのアンチウイルスソフトやアンチスパイ、ファイヤーウォールは探せば結構見つかる。一部にはキングソフト製よりも機能がいいものもある。アンチウイルスソフトでは、avast! 4 Home Edition 日本語版が調査中で一番評価が高かった。60日以上の利用には無料ユーザー登録が必要だが、ずっと無料なのは有り難い。ここに詳しい紹介があるのでご参考に。

 個人的にはキングソフトの参入で、他社のセキュリティソフトが低価格になってくれればいいなぁと(笑)。もっとも、価格に比例して低機能になって貰っては困るが(´・ω・`)


 ソフトはだいたい分かったが、このようなソフトを NHKがニュースとして取り上げたのが非常に気になった。そんなに凄いことなのか?。実際に番組を見てないので最初はガセかと思ったが、Googleのキャッシュにしっかり残っていた。


 日本市場に参入するのは、アメリカの大手コンピューターメーカー・IBMのパソコン事業を買収した中国の聯想グループが傘下に持つソフトウェア会社、「キングソフト」です。関係者によりますと、「キングソフト」は、中国で販売しているウイルス対策ソフトの日本語版の販売を14日から日本で始めることにしています。
 販売にあたって「キングソフト」は、最初の100万本については1年間無料で利用できるようにし、その後も利用に必要な毎年の更新料を中国国内より安い価格に設定して売り込みを図る方針です。
 「キングソフト」は、中国国内のウィルス対策ソフトの分野で30%を超えるシェアを占めており、日本市場でも低価格戦略で市場シェアを一気に拡大することを狙っています。中国の一般向けのソフト会社が日本市場に参入するのは初めてのことで、急成長する中国のソフトウェア産業が本格的に日本市場へ進出する動きとして注目されます。
 ( ゚Д゚)ハァ?
 思いっきり宣伝じゃないか。いいのか、NHK?
 Googleで「キングソフト」でニュース検索したが他の放送局はなく、さらに新聞でも日経、四国新聞以外は扱っていなかった(ウェブ検索で朝日新聞があった程度)。
 韓国の次は中国を持ち上げるのか?。NHKの良識を疑ってしまった。キングソフトのサイトをよく見ると、わざわざ NHKが取材に来た様子を記事にしている。なんだこりゃ。思いっきり仕込みくさい。公平に扱うならフリーのセキュリティソフトも取材しないとまずいだろう。
 まだまだ NHKはダメそうだ。

参考サイト)
 (無題)
 ※ここの「セキュリティ」に各社比較があります。
 あかかげまる Windows パソコン 勉強サイト
 ※サイトメニューの「無料セキュリティ」にいろいろあります。
 【100万本】キングソフトインターネットセキュリティ2006【無償】 (2ch セキュリティ板)
 ※玉石混淆。工作員らしきもちらほら(笑)。
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