野良里蔵狸 -norakura-

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のまネコ騒動:エイベックス正式謝罪?

  「のまネコ」商品化に関する当社グループの方針 (PDF形式) (ほぼ同一のHTML)

 今回の発表は公式ホームページであり、文面も小学生レベルの物からしっかりした文章になっている。抜粋すると「今回の件に関連して多くの協力企業の皆様及び関係者の皆様にご心配、ご迷惑をお掛けしたことを再度お詫び申し上げます。そして、アスキー・アートなどの文化を育て、今回の件に関し非常に不快な思いをされたネット・コミュニティーに参加されている方々にもお詫び申し上げます」と、今までと違い、ネットユーザーに対しても謝罪が行われている。さらに商品化に対するロイヤリティーを、ライセンシーより収受しないことも表明した。

 これを受けて、2ちゃんねる管理人ひろゆき氏も個人的見解を公表した。

  のまネコ問題への個人的見解。2005/10/13

 「エイベックス社は(中略)謝罪をしているようですし、キャラクター使用料を受け取らないことも明言しているようです。(中略)あと1点が成就すれば、騒ぎのオチとしては十分だと思います」と終息宣言とも取れる発言を行っている。ちなみにあと1点とは「キャラクター使用料が恵まれない人たちの幸せのために使われること」だ。

 世間一般でみれば、これで一件落着に見える。両者とも大人の対応だ。
 しかし、ニュー速+板@2chを見る限り、「何も変わっていない」と騒ぐ人達が意外と多い。確かに謝罪はしたが、本質的なところが何も変わっていないからだ。


 まず、エイベックス社(avex社)は「のまネコ」が「モナー」のパクリ(二次著作物)として認めていない。つまり「のまネコ」は我が社のオリジナルだという点を譲っていない。
 また、ロイヤリティーの放棄を明言しているが、そもそも「のまネコ」の商標登録はエイベックス社ではなく、有限会社ZENが保有している。解釈をかえれば、エイベックス社が貰うべきロイヤリティーが単に有限会社ZENに流れるだけ?とも読み取れる。ちなみに有限会社ZENはエイベックス社のダミー会社と指摘されている会社だ。

 これについては、ひろゆき氏も「謝罪してキャラクター使用料を放棄するというのは、のまネコのパクリ疑惑に関しては実質認めたようなものだと思います」とか、「キャラクター使用料が恵まれない人たちの幸せのために使われること」と釘を刺しているが、なんかエイベックス社のツッコミどころをケアをしているようにもとれる。
 ともあれ、のまネコで騒ぐ人達の焦点は今後そこにいくだろう。

 ただ、エイベックス社は有限会社ZENが所持する図形商標「米酒」【商願2005-69972】の登録出願を取り下げたが(特許庁のホームページでは未だに取り下げた跡がないが未更新?)、「のまネコ」【商願2005-69971】は依然として取り下げていないし、取り下げる発言は一切していない。なんだかんだ言ってもこれは絶対はずせないのだろう。
 また、のまネコグッズにしても自社のavex shopping arenaを除いて、商品回収も行わないのは不誠実な感じがする。ロイヤリティー取らないからいいだろ!と言わんばかりで、謝罪が口先だけに聞こえる。

 一方、犯行予告に関しては「かかる不法かつ反社会的な行為に対しては断固として適切な措置をとって参る所存です」と言うわりには、警察に被害届を提出しないのは不思議でならない。
 松浦社長の日記には10月8日13:49「被害届の件ですがすでに警察で事件として扱ってるためので出さないで良いといわれているだけです」と書いたが、後日赤坂署に電話で問い合わせた人が「赤坂署はそんな指示をだしてない」と複数証言が出ると、9日4:15には「だから警察がメンツをかけて自主捜査するっていわれてるのになにをいいだすのよ。調書は終わってます。というか捜査に入ってます」をキレる始末。
 捜査対象と思われる ひろゆき氏の方はというと「(警察から)2ちゃんには特に連絡ないのかい?」というネラーの問いに対し「その後は特にないっすねぇ」(13日 6:39:52)と捜査に疑問を感じさせる発言がでている。

 赤坂署が何処まで捜査しているかは不明だが、被害届を出していないのは確かだし、本当に犯人を捕まえられるかかなり疑問だ。自作自演説が有力だし、そのうちうやむやになりそうな気がする。
 余談だが、2ちゃんねるで犯行予告して逮捕されたケースは結構多い( 2ちゃんねる発の逮捕(書類送検)者)。今年だけでも6人が逮捕・補導されている。

 個人的にこの記述が気になった。

また、皆様から寄せられたご意見・ご批判を真摯に受け止め、当社グループは、ネット・コミュニティーにおいてクリエイティブな活動をされている方々と共に、新しい創作物を生み出すためのより良い環境作りや、その支援といったことについて積極的に検討することを決定致しました。

 冒頭を取消線扱いしたのは、今までのエイベックス社の行動を見てあまりアテにならないと判断したためだが、まだまだネット上の創作物を物色する気が満々なのが気にかかる。今回は「インスパイヤしていまえば(名前を変えてしまえば)パクれる」と踏んでケチをつけたが、本質が見えていない会社だけに次回はどんな手を使ってくるのかわからない。
 例えば、今回の「ロイヤリティーをフリーにしてしまえば、商品化はできる」がまかり通ってしまえば、エイベックス社はロイヤリティーなしで2ちゃんねる発祥のキャラクターをインスパイヤして提供(2ちゃんねる運営側との交渉は不可欠だが)。ライセンス製造販売は関連会社でやってしまえば、ロイヤリティーは失ってもそれ以外の利益から商売はできるし、他社にも睨みがきく。…って、そんなことをしたら、さらに大騒動になりそうだから普通はやらないか。

 ただ、総括的には エイベックス社や 2ちゃんねる運営側の対応は(善悪はおいといて)世間一般の目でみれば落としどころがうまいと思う。このまま沈静化してしまえば、逃げ切れるだろう。
 さらにマスメディアを動員し「2ちゃんねるでさらに騒がれたので、エイベックス社はロイヤリティーまで放棄した」と報道すれば、このままエイベックスに抗議する人達がさらに追いつめられる気もする。もっとも落としどころだし、2ちゃんねるへのダメージも予想されるのでそこまでしないと思うが。

 抗議する人達の多くが、「のまネコ」は「モナー」の二次著作物なのを認めさせることにある。ここが決着しない限り、エイベックス社は常に彼らによってあら探しをされるだろう。
 のまネコ騒動、終わりが見えません(´・ω・`)
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