野良里蔵狸 -norakura-

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中国産キムチ、鉛に続いて寄生虫卵も

 一週間ほど前から鉛騒動だった中国産キムチが寄生虫卵騒動に変わり、中韓貿易摩擦まで発展しかかっていた。
 中国産キムチの寄生虫卵を韓国メディアからみると、こんな流れ。

  中国産キムチで寄生虫検出、人糞肥料が原因か 【東亜日報】10/22
  「寄生虫キムチ」に消費者の憤り爆発 【朝鮮日報】10/22
  食薬庁、漬物類も寄生虫検査を推進 【朝鮮日報】10/25
  中国の「寄生虫キムチ」9社が稼動中断 【朝鮮日報】10/26
  キムチ約2万箱を検査員1人で処理 【東亜日報】10/27
  さらに15種の中国産キムチから寄生虫卵 【朝鮮日報】10/28

 保健福祉部が21日、インターネットで販売された中国産キムチ16製品のうち、9製品から寄生虫(回虫、鉤虫、東洋毛様線虫、戦争イソスポーラ等)の生きた卵を検出。さらに27日には、通関の後、暫定的に販売を中断していた58製品を調べたところ、輸入会社12社の15製品から寄生虫(回虫)の卵を検出した。現在、国内に流通しているすべてのキムチを回収検査中で 11月3日頃、結果を発表するらしい。

 寄生虫卵がある原因は白菜に使用される肥料にあるらしい。中国では化学肥料は高価な上、有機野菜として売れるとの事で、人糞を肥料にしているところが多く、これが寄生虫の温床になっているようだ。寄生虫について、ちょっと調べてみた。


 今回検出された寄生虫卵は、回虫鉤虫東洋毛様線虫戦争イソスポーラの4種類。
 ※リンク先は「寄生虫ミニ辞典」より。写真がないのを選びました。

 このうち、戦争イソスポーラが原生動物で、小腸粘膜を広範囲に破壊し、水様下痢と脱水をおこす。他は土壌伝播線虫(線虫)で十二指腸から小腸へ寄生する。ざっと見た限りは、内臓や脳などに寄生し、死に至らしめる類ではなさそうだ。考えれば、そのような危険な寄生虫なら中国の農民が真っ先に死んでるだろうし。
 (中国農民が寄生虫持ちというのはおいといて)宿主の人糞が媒体となって、このような有機農法から白菜に寄生虫卵がついてしまうのは理解できた。

 5年前の資料によると「ブタの有鈎条虫卵に汚染されたキムチを食べて脳内に有鈎嚢虫が発見された報告」もあった。ただ、その後の市販されている瓶詰めのものは改善され、見かけなくなったとか。ちなみに有鈎嚢虫卵は豚肉に付着することが多く、豚肉の生食がよくないという一因はこれだ。

 では、寄生虫卵はキムチを作る課程で死滅しないのか。先ほどの資料には「寄生虫卵の死滅は60?70℃の発酵温度、夏期2?3ヶ月の熟成期間が必要」とある。
 おそらく、夏場に長期熟成させたキムチであれば可能そうだが、現実には難しい気がする。なので、製造過程で死滅させるのは無理と考えた方がよいかもしれない。

 前回、日本のキムチは大丈夫なのか気になったが、こんな記事があった。

  中国産食品問題と日本の事前検査システム 【朝鮮日報】10/26

 これが「もし正しい」なら、日本企業が出資した中国産キムチは安全ということになる。しかし、現実には、

  中国産“寄生虫キムチ”問題 国内量販店でも撤去、風評被害を懸念 【日本食糧新聞】10/28

 と日本国内の大手量販店の一部が撤去を行っている。朝鮮日報の話が本当であれば風評被害だろう。逆に、韓国企業が出資したキムチは注意が必要なのかもしれない。

 今回、鉛に続き、寄生虫卵と韓国のマスメディアが騒ぎ立てるので、中国政府もかなり態度を硬化させている。

  中国:中国産食品問題で、韓国政府に報道規制を要求 【大紀元】10/22(原文報道)
  中国が「貿易報復措置」を警告 中国産食品の有害性指摘で 【朝鮮日報】10/24
  中国、韓国産化粧品の資料要請 報復措置の可能性 【朝鮮日報】10/25
  中国、韓国メーカーのPVCラップの有害性調査へ 【朝鮮日報】10/26

 キムチに対する報復が化粧品やラップとは意外だった。なんか、米国が日本に「牛肉買わないなら、他製品に損害分の関税をかけてやる」と言ってるのと同レベルなのがちょっと。
 ただ、そんなにヤバい化粧品があるのかと記事を読むと、なんと汗の匂いを除去する「デオドラント」。韓国女性環境連帯という市民団体がデオドラント製品6種からフタル酸ジブチル(DBP)などの環境ホルモン3種類が検出されたと発表したことを取り上げ、同資料を要求してきたらしい。ただ、よくよく読むと環境ホルモン疑惑があるのは「デオドランド」自体でなく「容器」らしい。また、PVCラップも半分言いがかりに近く、報復措置には少々弱い気がした。しかし、このまま騒ぎ続けば、本気で中国が何かしでかすかもしれない。

 今回の騒動を見ていると「中国産=危険」「韓国産=安心」というイメージ植え付けが強く見えるが、調べてるうちに「中国産キムチ製造に出資しているのは韓国企業」「中国産白菜を原料にしている韓国キムチもある」というのを見ると、韓国産も安全ではない気がする。騒動のきっかけが野党議員というのもあり、少々きな臭い。

 また、国内に目を向けると、日本がアメリカ産牛肉輸入であれだけ報道、抵抗しているのに、中国に対して都合が悪い報道はほとんどスルーされているのが気になる。日中記者交換協定にビビらず、もっと報道すべきだし、日本に輸入される中国産キムチが韓国の言うように安全であるならちゃんと報道する義務があると思うのだが。
 寄生虫卵騒動は24日にニュースで報道されたらしい(フジTV系)。幸い動画があったので見てみたが、この報道を見ると中国産キムチは二度と食べようと思わなくなるだろう(動画 WMV形式,4.4MB。檀君 WHO's WHOより)。

速報)
 中韓キムチ紛争
既報)
 中国産キムチは鉛が多く水銀も?
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コメント

コメントありがとうございました。

中共は本当に困った国ですね。
鳥インフルエンザの患者を隠しているようですし、
万一、中共で鳥インフルエンザが大流行したら
日本も危ないのですから、嫌になります。

こんにちは、1喝たぬきさん。
こちらこそ、コメントありがとうございます。

たしかに中共は都合の悪いことはすぐに隠蔽するので困ったものです。SARSから学んだものが、「情報公開」ではなく、「より一掃の情報封鎖」ですから…。
新型インフルエンザの拡散だけは止めてもらいたいです。

# 前記事のコメントだと思いますが、そのまま流します(^^;)

  • 2005/10/31(月) 17:25:16 |
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  • tanukur #VgYZu9o6
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中国、韓国に対抗措置?韓国産キムチ輸入禁止

 今キムチがアツいです。韓国と中国がキムチの中に寄生虫が見つかったといって摩擦が強まっています。

  • 2005/11/03(木) 22:58:02 |
  • 新聞記事・ニュース批評@ブログ

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