野良里蔵狸 -norakura-

tanukurのブログ。不定期更新(´・ω・`)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中韓キムチ紛争

  中国、韓国産キムチに輸入禁止措置 【朝鮮日報】11/1

 中国の国家質量監督検験検疫総局(質検総局)が、中国の輸出検疫機関が韓国産の7種のキムチとコチュジャン(唐辛子みそ)、プルゴギ(焼き肉)用のタレから寄生虫の卵が発見されたとし、輸入禁止措置を下したらしい。

 韓国では、中国産の輸入キムチから重金属(鉛)や寄生虫卵が検出され大騒ぎになり、韓国政府はこれらの中国産キムチの輸入を禁止したので、これに対する報復は明白だろう。

 しかし、韓国メディアはは、これは事実無根と訴えている。


  韓国産キムチの輸入禁止の理由は? 【東亜日報】11/2

 禁輸措置を受けたキムチ大手メーカー(東遠、斗山、CJ、プルムウォン、トトゥラクら)は中国へキムチを輸出していない。にもかからず、中国当局はキムチから寄生虫卵を検出と報告。凄い話した。さらに、中国当局が指摘した業社と製品の名前が不明確で、本当に韓国企業が作ったキムチなのか明らかにされていないらしい。また、コチュジャンとプルコギのたれは加熱殺菌処理を行っている。

 まさか、中国が堂々とでっち上げで禁輸措置を発動するとは思わなかった。また、食品ではないが、

  北京市、基準不合格の食品包装ラップを使用禁止に 【人民日報】10/31

 以前、韓国がキムチの禁輸報復の一環として懸念していた PVCラップが北京市で使用禁止になった。
 中国のPVCラップ市場は韓国メーカーがシェアを占め、中国現地に工場を持ち、材料を韓国から輸入している。貿易摩擦こそ起きないものの韓国メーカーには打撃がくるらしい(関連報道)。

 こうした中、韓国政府はキムチ問題が通商摩擦に飛び火することを阻止するかのように、「中国政府の発表を尊重する」とするなど慎重な立場を示し、中国政府の報告書を元に内部調査を進めるとか。
 まるで「中国→米国」「韓国→日本」「キムチ→牛肉」と置き換えると、食品の安全が政治によってゆがめられていく某国と同じにように見えてしまう。

 余談だが、11月1日のFNNニュースで「中国産キムチ寄生虫卵問題 中国側が韓国からの輸入キムチに寄生虫の卵発見と輸入停止」が報道され、その最後にはこう記載されていた。


 一方、日本の厚生労働省によると、寄生虫の卵が検出されたとされる中国のキムチメーカーのうち、1日までに、1つのメーカーの商品が日本にも輸入されていたことがわかった。
 市場に出たものはすべて消費されているが、現在のところ健康被害の報告はないという
 寄生虫卵は回虫など自覚症状が殆ど出ないので、健康被害が報告されることはまずない。仮に健康被害があったとしてもキムチを疑う人がいるのだろうか。まして、まともに報道されていないのに。
 また、

  食薬庁「問題提起されたキムチ、中国に輸出されず」 【朝鮮日報】11/1

 「中国現地で販売されているキムチのうち、斗山(トゥサン)の製品だけ現地工場で生産しており、東遠(トンウォン)F&Bの場合、中国内にキムチ工場を運営しているものの、生産された製品は全量日本に輸出されている」。
 これが意味するのは「これらのメーカーに寄生虫卵があったとしても、それはすべて日本に輸出されるから問題ない」ということだろう。とんでもない話だ。

既報)
 中国産キムチ、鉛に続いて寄生虫卵も

《2005.11.4 追記》

 11月3日、韓国内の502業者の製品を回収し検査した結果が公表され、16製品から寄生虫卵が検出されたようだ。

  食薬庁「国産キムチ16製品から寄生虫卵検出」 【朝鮮日報】11/3
  寄生虫卵が検出された業者リスト 【朝鮮日報】11/3

 それにしても厚労省のお粗末さが目を引いてしまう。

  韓国「自国産キムチからも寄生虫の卵」、日本にも輸出 【読売】11/3

 厚生労働省輸入食品安全対策室によると、過去に海外から輸入された野菜や野菜の加工食品から寄生虫卵が検出されたケースはほとんどない。このため韓国製のキムチについて、これまで寄生虫卵の有無の検査をしてこなかった。しかし今回の問題を受け、10月下旬からキムチに対する輸入時の検査を強化しているという。

 今回、中韓キムチ紛争まで発展しなければ、ずっと寄生虫卵入りのキムチが輸入されていただろう。
 また、

  寄生虫の卵が検出された大部分のキムチは団体食堂に納品 【朝鮮日報】11/4

 「ネ故郷食品」のキ・ヨンホ社長は食品医薬品安全庁の発表後、「われわれは日本人バイヤーの厳格な検査をパスし、日本向けに10年来輸出している。衛生面では最高水準であることを自負している」としながらも、「驚きは隠せないが、ひとまず出荷は見合わせ、できれば異議の申し立てを行いたい」と話している。

 日本業者が輸入したキムチは安全かと思ったが、必ずしもそうでないことが裏付けられた。「ネ故郷食品」はおそらく、日本へ輸出を行い、今回寄生虫卵が見つかった「ネゴヒャン食品」と思われる。
 結局、輸入キムチはリスクがある結論に達した気がする。

 ただ、発端は中国産キムチは重金属(鉛や水銀)が問題だったのに、寄生虫卵ばかりになって、いつの間にかこちらの関心が殆どなくなってしまったのが気に掛かる。寄生虫卵は虫下し(薬)で何とかなるが、重金属は体を蝕み、抜けるのに非常に多くの時間を費やしてしまう。
 中国産キムチから、中国産野菜は数年前から騒がれている農薬、そして今回の重金属、寄生虫卵と三拍子揃い、避けるべき食材なのかと思ってしまった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tanukur.blog8.fc2.com/tb.php/343-ec3e5281

FC2Ad


アクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。