野良里蔵狸 -norakura-

tanukurのブログ。不定期更新(´・ω・`)

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PlayStation3は中古ソフトが起動できない?

 SCE(Sony Computer Entertainment)社が PlayStaion3で中古や偽造ソフトを起動できないようにプロテクトするための特許を 1年半前に取得していたらしい。

 特許電子図書館から特許・実用新案公報DBを開き、文献種別に「A」、文献番号に「2004-103239」と入力後、[文献番号照会]をクリックすると、左側に「1.特開2004-103239」が表示、これをクリックすると SCEが取得した特許が閲覧できる。

【原出願日】 : 1999年4月21日
【出願番号】 : 特許出願2003-360055 出願日 : 2003年10月20日
【公開番号】 : 特許公開2004-103239 公開日 : 2004年4月2日
【氏名又は名称】:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
【課題】:記録媒体の中古ソフトや偽造ソフトから正規ソフトを保護する装置と方法を提供
【解決手段】:ディスク800が本体にセットされて、タイトル固有コードを読み出し、このコードの登録されていれば通常動作に移行する。登録されていない場合認証ソフトを起動し、PG検出を行い、PGパターンと認証データが一致した場合COCTに格納する。不一致の場合は非正規処理をする。

 特許出願、特許公開を見ると、PlayStation3の開発時期と同時期なので、PlayStation3に適用される可能性が高いのがわかる。もっとも特許を取ったからといって、本当に適用するかは未知数だし、特許は早い者勝ちなので先鞭をつけるという意味もあり、本当に規制するとは思えない。
 当然、偽造ソフトから保護すべきだが、中古ソフトまで起動できなくするのは問題だろう。言うならば、友人からゲームも借りられなくなるし、ハードが壊れた時は手持ちのゲームがすべて中古扱いになる。本気でそこまで徹底するなら購買層から反発を生み、不買運動に発展するのは目に見えている。

 個人的にはゲームは PlayStation2や GameCubeの画質で問題ないし、高額な金額を払って次世代ゲーム機をすぐに買おうとは思わないので様子見するつもりだ。PlayStation2にしても 6,000円以上払って新品ソフトを買っても数時間で飽きるゲームが少なくないし、数ヶ月で半値以下になるゲームも多い。
 一説ではソニー側が PlayStation3では独自性(=より緻密なCG?)がでるようなゲームをメーカーに要請しているようだが、開発費と収益を計りにかけるとおいそれとはできないだろう。特に中小メーカーや予算が最初から決まっているプロジェクトは不可能に近い。
 次世代ゲーム機でソニーがシェアを維持しようと思うなら、中古ソフトまで規制する愚かなことはしないだろう。規制したらそれこそ自滅だ。

 ただ、米ソニーBMGミュージックエンタテインメントが春頃から一部導入しているコピーコントロールCDにマルウェアのrootkitに類したソフトが含まれていることが先週発覚した。

  SONY BMGのコピー防止CDがrootkitを組み込む 【ITmedia】11/2
  ウイルス:ソニーの音楽CD、悪用される恐れ 【毎日】11/2

 このCDをウィンドウズ・パソコンで再生すると、一連のソフトがインストールされるが、コピー制限破りを防ぐため、これらのソフトは一般ユーザーに見えない仕組みになっている。だが、「ルートキット」と呼ばれるウイルスと時と同じ手法を使っているため、ウイルスの作者につけ込まれやすく、ウイルスのファイル名にCDのソフトと同じ文字を含めれば、そのウイルスも見えなくなってしまい、対策ソフトで検知できず感染に気付かないままパソコンが遠隔操作される事態となるという。

 ちょっと不安になったが、本当に中古ソフトに規制…はないよなぁ(´・ω・`)
 ただ、23日発売予定の新型PlayStaion2はすでに一部の既存のPlayStaion2のソフトに異常を起こすことがわかっているし、同じハードでありながら既存ユーザーの切り捨て姿勢があるのはどうかと思う。こういう点については任天堂を見習って貰いたいものだ。

《2005.11.17追記》
 PlayStaion3にこの特許を使用し、中古ソフトをプロテクトすることはしないらしい。当然といえば当然か。
 SCEヨーロッパ:PS3には一台縛り特許は使いません 【Engadget Japanese】

参考サイト)
 【PS3】PS3では中古ソフトが起動できなくなる? (ゲー速@2ch)

 以下、特許内容全文。


(書誌+要約+請求の範囲)(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2004?103239(P2004?103239A)
(43)【公開日】平成16年4月2日(2004.4.2)
(54)【発明の名称】ディスク状記録媒体、この媒体の再生装置及び方法
(51)【国際特許分類第7版】

G11B 20/10
G11B 7/007
G11B 20/12

【FI】

G11B 20/10 H
G11B 7/007
G11B 20/12

【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】OL
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2003?360055(P2003?360055)
(22)【出願日】平成15年10月20日(2003.10.20)
(62)【分割の表示】特願平11?114168の分割
【原出願日】平成11年4月21日(1999.4.21)
(71)【出願人】
【識別番号】395015319
【氏名又は名称】株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
【住所又は居所】東京都港区南青山二丁目6番21号
(74)【代理人】
【識別番号】100101867
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 寿武
(72)【発明者】
【氏名】久夛良木 健
【住所又は居所】東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント内
(72)【発明者】
【氏名】川井 英次
【住所又は居所】東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント内
(72)【発明者】
【氏名】三浦 和夫
【住所又は居所】東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント内
【テーマコード(参考)】

5D044
5D090

【Fターム(参考)】

5D044 AB02 BC01 BC03 CC04 DE03 DE50 DE57 EF05 FG18 GK12 HL08
5D090 AA01 BB02 CC14 DD01 EE20 GG38


(57)【要約】
【課題】 記録媒体の中古ソフトや偽造ソフトから正規ソフトを保護する装置と方法を提供する。
【解決手段】 ディスク800が本体にセットされて、タイトル固有コードを読み出し、このコードの登録されていれば通常動作に移行する。登録されていない場合認証ソフトを起動し、PG検出を行い、PGパターンと認証データが一致した場合COCTに格納する。不一致の場合は非正規処理をする。
【選択図】 図6



【特許請求の範囲】
【請求項1】
 ソフトウエアが記録されて再生装置により再生され得るディスク状記録媒体であって、
 各ソフトウエアに対応して付された固有コードと、前記各ソフトウエアに対応して定められた認証データと、この認証データに対応したパルス列が付されたパルスデータと、を前記ソフトウエアの外に更に有することを特徴とするディスク状記録媒体。
【請求項2】
 前記固有コードは、バーコード、ディジタル信号、及びピット偏差を変調したサーボエラー信号の少なくとも一つにより得ることを特徴とする請求項1記載のディスク状記録媒体。
【請求項3】
 前記パルスデータは、磁気データ及び光データの少なくとも一方からなることを特徴とする請求項1記載のディスク状記録媒体。
【請求項4】
 ソフトウエアが記録されて再生装置により再生され得るディスク状記録媒体であって、
 各ソフトウエアに対応して付された固有コードと、前記各ソフトウエアに対応して定められた認証データと、この認証データに対応したパルス列が付されたパルスデータと、このパルスデータによるパルス列と前記認証データとを一致させるために回転数を制御する回転制御プログラムと、を前記ソフトウエアの外に更に有することを特徴とするディスク状記録媒体。
【請求項5】
 前記固有コードは、バーコード、ディジタル信号、及びピット偏差を変調したサーボエラー信号の少なくとも一つにより得ることを特徴とする請求項4記載のディスク状記録媒体。
【請求項6】
 前記パルスデータは、磁気データ及び光データの少なくとも一方からなることを特徴とする請求項4記載のディスク状記録媒体。
【請求項7】
 前記回転制御プログラムには、複数段階の回転数を制御するプログラムを含みかつ前記認証データには前記複数段階の回転数に対応するデータを含むことを特徴とする請求項4記載のディスク状記録媒体。
【請求項8】
 ソフトウエアが記録されて再生装置により再生され得るディスク状記録媒体であって、
 各ソフトウエアに対応して付された固有コードと、前記各ソフトウエアに対応して定められた認証データと、この認証データに対応したパルス列が付されたパルスデータと、このパルスデータによるパルス列と前記認証データとを一致させるために回転数を制御する回転制御のプログラムと、前記パルスデータによるパルス列を検出しこの検出したパルス列と前記認証データとが一致するか否か判別し一致したとき前記固有コードを前記再生装置に登録しついで前記パルスデータを消去する認証プログラムと、を前記ソフトウエアの外に更に有することを
特徴とするディスク状記録媒体。
【請求項9】
 前記固有コードは、バーコード、ディジタル信号、及びピット偏差を変調したサーボエラー信号の少なくとも一つにより得ることを特徴とする請求項8記載のディスク状記録媒体。
【請求項10】
 前記パルスデータは、磁気データ及び光データの少なくとも一方からなることを特徴とする請求項8記載のディスク状記録媒体。
【請求項11】
 前記回転制御プログラムには、複数段階の回転数を制御するプログラムを含みかつ前記認証データには前記複数段階の回転数に対応するデータを含むことを特徴とする請求項8記載のディスク状記録媒体。
【請求項12】
 ソフトウエアが記録されたディスク状記録媒体を再生する再生装置であって、
 各ソフトウエアに対応して付された固有コードと前記各ソフトウエアに対応して定められた認証データとこの認証データに対応したパルス列が付されたパルスデータとが備えられたディスク状記録媒体を装着する手段と、
 装着されたディスク状記録媒体の前記固有コードが登録されているか否か判別する固有コード判別手段と、
 前記固有コードが登録されていないときのみ前記ディスク状記録媒体の回転によって前記パルスデータから得られるパルス列を検出するパルス列検出手段と、
 検出されたパルスが前記認証データと一致するか否かを判別する判別手段と、
 前記検出されたパルス列と前記認証データとが一致したときのみ前記固有コードを登録する固有コード登録手段と、
 この固有コードが登録されたとき前記パルスデータを消去する消去手段と、を有することを特徴とするディスク状記録媒体の再生装置。
【請求項13】
 前記再生装置は、前記ディスク状記録媒体の回転を前記パルスデータによるパルス列が前記認証データと一致するように制御する回転制御手段を有することを特徴とする請求項12記載のディスク状記録媒体の再生装置。
【請求項14】
 前記回転制御手段では、前記ディスク状記録媒体の回転を前記認証データに合わせて複数段階で変化させる制御としたことを特徴とする請求項13記載のディスク状記録媒体の再生装置。
【請求項15】
 ソフトウエアが記録されたディスク状記録媒体を再生装置により再生する方法であって、
 前記ディスク状記録媒体に各ソフトウエアに対応する固有コードと前記各ソフトウエアに対応する認証データとこの認証データに対応したパルス列からなるパルスデータとを記録しておき、
 前記ディスク状記録媒体を前記再生装置に装着したとき前記固有コードを読み出してこの固有データが前記再生装置に登録されて否か判定し、
 固有コードが登録されていないときのみ前記パルスデータからパルス列を検出し、
 検出したパルス列と前記認証データとが一致するか否か判別し、
 パルス列及び認証データが一致したときのみ前記固有コードを読み取って前記再生装置に登録すると共に前記パルスデータを消去することを特徴とするディスク状記録媒体の再生方法。
【請求項16】
 前記ディスク状記録媒体を前記再生装置に装着して前記パルスデータからパルス列を検出するに当り、前記パルス列が認証データと一致するよう回転制御をすることを特徴とする請求項15記載のディスク状記録媒体の再生方法。
【請求項17】
 前記回転制御は認証データと合わせて複数段階で変化させるようにした請求項16記載のディスク状記録媒体の再生方法。
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