野良里蔵狸 -norakura-

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インフルエンザ治療薬(タミフル)で異常行動死?

  タミフル 服用後 2人異常行動死 学会で報告 副作用との関連不明 【読売】11/13

 最初この報道をTVで知ったのだがびっくりした。タミフルと言えば、インフルエンザ治療薬でウイルスに直接作用する飲み薬。新型インフルエンザに備え、各国が備蓄を進めている医薬品である。

 記事にはガードレールを乗り越えトラックにはねられ死亡した男子高校生や、マンションから転落し死亡した男子中学生の2例があげられ、厚労省には昨年6月までに服用した14人が幻覚や異常行動、意識障害などを訴えていたことが書かれている。
 さらに中日新聞の記事では、2001年2月以降、8名が突然死していることが書かれており、残り6名は2?3歳児。数時間後、呼吸が停止して死亡する例があげられていた。

 ソースを求めて第37回日本小児感染症学会総会サイトをみたが、さすがに論文はなかった。プログラムには「リン酸オセルタミビル(タミフル)と突然死、異常行動死との関連に関する考察」(演者:浜六郎、所属:医療ビジランス研究所)とあるので、この講演が記事になったのだろう。残念ながら、医療ビジランス研究所のホームページは存在してないせいか、検索で見つからなかった。

 タミフルについてはここが一番わかりやすかった。

  リン酸オセルタミビルおくすり110番

 滅多にでない副作用として「幻覚・妄想」がしっかり明記されている。
 ただ、注意には「ふだん健康な若い人は、重症化することなく自然治癒するものです。必ずしも薬を必要としません。休養と睡眠、そして十分な水分と栄養をとることが大切です」とあるように、高齢者でもない限り、安易に服用しない方がよいのかもしれない。作用を見ると「感染初期に使用することで、症状の軽減と、治りが1?2日早くなることが期待」程度だし。

 朝日新聞の記事には浜氏が「インフルエンザは安静にすることが大事で、薬に頼るべきではない」と発言していたし、中日新聞では乳幼児や思春期の患者はできるだけ服用を控え、自然に治るよう努めた方が良い、タミフルについては最近、耐性を持ったウイルスが現れており、安易に使わない方が良いと思うと書かれていた。

 私はインフルエンザワクチン否定派だし、数年前からインフルエンザにかかっても40度以上の熱が続いたり、重篤化の兆候を感じない限り、安静にして薬を飲まないようにしている。事実、昨年インフルエンザを患ったが、病院に行かず 1日半寝込んで勝手に回復した。

 だからといって他人にその方がいいと勧める気はない。ただ、薬には副作用があり、幼児や高齢者以外は健康な人であれば風邪やインフルエンザは安静にすれば治るという認識だけはあった方がいいと思う。
 特に子どもの場合は薬害との関連が否定できていないインフルエンザ脳症を考えると尚更だろう。今回の記事もタミフルでさえ幻覚症状がでるということは、薬が脳に影響を与えていることを意味しているわけだし(´・ω・`)

《2005.11.14 10:15加筆》

 今朝、情報ツウ(日テレ系)でこの問題が取り上げられていた。ちょっと驚いたのが、突然死した8名の死因。2?3歳児はすべて「インフルエンザ脳症」だった。投薬直後の異変で死んだらインフルエンザ脳症って一体…。なんかインフルエンザ脳症が便利に使われてるんだなぁと思ってしまった。

 番組は最初、コメンテーター達が「タミフル飲めばインフルエンザが治る」と薬ありきの無責任な発言が飛び出し、おいおいと思ったが、途中から「副作用がない薬はない」「薬にはリスクがある」という論調で、最後はインフルエンザに罹って病院に行ったら、薬は出されなかった例もあげ、結局ぐだぐだで終わった。

 幻覚症状は滅多におきないし、タミフル等、投薬治療による効果を考えると「薬は危険だから使うな」というのは間違いだろう。すべての医師が正しい薬の知識をもって処方し、リスクもしっかり伝えてればこの問題は取るに足らないのだが、現実にそういった医師は少数派な気がする。
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