野良里蔵狸 -norakura-

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タミフル以外にインフルエンザに効く薬は?

 タミフルがインフルエンザの治療薬として定着した日本だが、異常行動死による報道以降、副作用問題が取り上げられ、一騒動になった。

 では、タミフル以外にインフルエンザ治療薬はないのか?というとそういう訳ではない。ちょっと検索してみたら、オセルタミビル(商品名タフミル)以外にアマンタジン(商品名シンメトレル、アマゾロン等)、ザナミビル(商品名リレンザ)が出てきた。いづれもタミフル同様、保険が適応できる。

 アマンタジンはどちらかというとパーキンソン病の薬で、A型インフルエンザにしか効かない、耐性がでやすいなどの問題がある。
 となると、残るはリレンザ。タミフルと同じ効果が期待できるが、これには2つ欠点がある。

  ・内服薬ではなく吸入薬(呼吸器系の病気持ちは要注意)
  ・子どもには適用できない(12歳以上)

 そうなるとタミフルが一番手っ取り早いし、子どもには選択肢がない気がする。

 タミフル(リレンザ)は抗ノイラミニダーゼ剤(ウイルスの繁殖を防ぐもの)であり、発症から48時間以内に服用しないとあまり意味がない。新型インフルエンザでもない限り、健康な大人は数日安静にしていれば治るが、問題は子どもと高齢者。合併症を考えると早期に服用させたいが、副作用のリスクはある。

 その副作用だが、厚労省は来年1月より医薬品メーカーなどから報告される医薬品や医療機器の副作用情報を一般にも公開するようだ。


  医薬品の副作用情報、来年1月から全件公表 【読売】11/19

 記事によると、独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」のホームページですでに公開しているらしい。

  医薬品医療機器情報提供ホームページ医薬品医療機器総合機構

 左側の「添付文書情報」から検索できる。試しに「タミフル」を検索し「タミフルカプセル75」を選択したらこんな感じ。高度の腎機能障害患者には慎重な投与が必要とか、承認時の副作用も書いてある。幼児用のドライシロップ剤では、

ドライシロップ剤(1?12歳の幼小児)の承認時までの調査70例において、副作用は35例(50.0%)に認められた。主な副作用は、嘔吐17件(24.3%)、下痢14件(20.0%)等であった。(承認時)
 と消化器系に何らかの副作用はあると見た方がいいかもしれない。
 また、治療薬でなく「予防薬」としても機能することも書いてある。

  インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用が上海でも【エクスプロア中国】11/21

 これによると上海(中国)ではタミフルを予防薬として服用している実態がわかる。副作用についても消化器系に多いのが裏付けられている。
 ただ、薬の乱用は耐性の問題がある。

  インフルエンザ薬「タミフル」、2割の子に耐性ウイルス 【朝日】2004/8/27

 アマンタジンほどではないが、18%の子に耐性ウイルスができるのは驚きだ(通例は4%らしい)。調査が 2?3年前なので現状はどうだかわからない。日本を始め、各国がタミフルを備蓄しているが、もし新型インフルエンザがタミフル耐性を持つウイルスだったら皮肉な話だと思う。
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