野良里蔵狸 -norakura-

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インフルエンザ予防にワクチン接種は有効か?

 インフルエンザにはワクチン接種が一番効果的、というのが世間一般の「常識」だが、ここ数年の実績を見る限り、ワクチン接種効果はだんだん低くなっている。

  インフルエンザワクチン:昨冬の効果 有効率27%【毎日】11/6

 日本臨床内科医会の調査で、昨冬はインフルエンザが大流行したが、予防接種のワクチンの効果は今一つ。予防接種を受けたグループと受けないグループを比較した所、接種したグループがインフルエンザを発症したのが 14,364人中、696人(発症率4.8%)、接種していないグループでは 3,101人中、206人(同6.6%)。
 日本臨床内科医会では2001?2002年の冬から統計を始め、発症率の推移を見ると、

  接種あり:0.3%→1.9%→1.7%→4.8%
  接種なし:1.2%→5.9%→2.4%→6.6%
  ※有効率:75%→65%→30%未満(記事不明)→24%

 ワクチン接種により、インフルエンザにかかる率がどの程度低下するかを示す「有効率」の計算式が全く分からないのが、一昨年冬から 3割を切っている。

 また、昨年度の予防接種による副作用は次の通り。

  インフルエンザ予防接種後発熱、ショック症状…113人【読売】10/24

 昨年度の予防接種による副作用報告は 113人。そのうち、92人は回復したが、4人が予防接種後に死亡した。また、精神の発達の遅れ、脊髄炎などの重度の後遺症が各1人。年齢別分布では10歳未満と70歳代のそれぞれ21人と多かった。ちなみに一昨年度は162人、うち7人が死亡している。
 これに対し、厚労省専門家検討会は「インフルエンザワクチンの影響が強く疑われる症例はなかった」としているのが何とも。

 この発信源、見つけるのに苦労したが多分これだろう。


  平成16年度インフルエンザワクチンの副反応の報告等について

 これによると113症例で、件数は205件。死亡4人、後遺症2人。
 死亡や後遺症の事例に対して、専門委員による評価が副作用をすべて認めていない。「ワクチンは安全」と広報する厚労省や医療機関を見ると、どんな理由をつけても認めるわけにはいかないのだろう(補償の問題もあるし)。
 本当に副作用かどうかは読む人が判断すればいいと思う。少なくとも私は事例と評価を見て、どうみても副作用だろうと思えるものがあった。

  平成15年度インフルエンザワクチンの副反応の報告等について

 同様に一昨年度も。こちらは162症例,259件。死亡7人(50歳以上)、後遺症5人。こちらも評価がすべて副作用を認めていない。
 なお、平成14年度以前はここからは見当たらなかった。

 今度はワクチン接種有効率が27%と公表した日本臨床内科医会のホームページへいってみた。

  インフルエンザ対策日本臨床内科医会

 データを見る限り、2003?2004年冬で最新データではないのが何とも。ただ、毎日新聞の報道によれば、その冬からワクチン接種効果が下がったので、検証材料にはなる。
 注目したいのは65歳以上の有効率。なんと 0%!グラフ)。これってもの凄くまずいのではと思ってしまう。昨冬は平均が更に下がったので改善されてるとは思えない。いいのか、これ?

 トップページ確認するとこの記事は最新情報となるが、<ワクチン接種の副反応>を読むと、「昨季の調査で報告された副反応は1.1%(141/12,763)でした」とあり、厚労省の報道と食い違っているのが興味深い。
 厚労省の数値より多い上、サンプル数が12,763と少ない。厚労省はサンプル数を伏せた上で、推定出荷本数は約1,598万本(平成15年度は約1,463万本)としか書いていない。勿論、厚労省は「薬事法第77条の4の2に基づく副作用等報告による副反応」と差別化されているが、日本臨床内科医会がいう「副反応」(局所症状[発赤、疼痛、腫張、かゆみ、硬結等]が殆どで、全身症状[発熱、倦怠感、感冒様症状等]は比較的稀)だけに注目すれば、比率と掛け合わせ 約15万人に「副反応」があったことになる(出荷すべてが接種された場合)。
 また、ごく僅かとはいえ死亡や後遺症を受けた人がいるのに「安心してワクチン接種を受けてください」と死亡事例はなかった事にしている姿勢は疑ってしまう。因果関係が証明されてないにしろ、最低でも「死亡疑惑」程度くらいは記述くらいはあるべきだろう。

 少なくとも、このデータを見る限り、インフルエンザ予防接種は感染に対して有用性が少ないのがわかる。数年前みたいに 3?4倍も感染率に差があれば多少は納得できるが、最近みたいに差が 2倍未満(実数でも2%未満)になってしまうとあまり変わらない気がする。

 ただ1つ判断を鈍らせるのが「重篤化を防ぐ」効果。これがよくわからない。ワクチンの有効性が著しく減少した場合どう影響するのかさっぱり。少なくともインフルエンザによる高齢者の死亡の減少にワクチンが役立っていないのは米国立衛生研究所のチームが証明している(報道記事のGoogleキャッシュ)。米国ではそれでも「重篤化を防ぐ」のを盾にワクチン接種を推進しているが、これが現在どの程度効果があるのか最近のデータが見つからない。
 たしかに1990年代に効果があるのは見つけたが、これはワクチン接種の有効率が高いのが前提と思うと、有効率 0%の現在は意味があるのか怖くて誰も研究してない気がする(これで重篤化を防ぐ効果もないとわかるとワクチン接種の意味が完全に否定され、ワクチン業界は大打撃を受けるだろう)。
 昨冬(2004?2005)のデータがないのも、一昨冬よりさらにワクチン効果がないから、隠蔽したのかとも疑ってしまう。


 一方、幼児についてワクチン接種が有効なのかにも疑問が。

  乳幼児(6歳未満)に対するインフルエンザワクチン接種について

 日本小児科学会なので情報としては申し分ないと思うのだが、そこには、

 ・1歳未満については有効性が認められない(検証数が少なく証明できない).
 ・1歳以上6歳未満児については、発熱を指標とした有効率は20-30%.
 ・インフルエンザ脳症の阻止という点でワクチンの有効性は低い.

 という研究結果の存在が示され、それにも関わらず「重篤化」を盾にワクチン接種を推進しているのがわかる。冒頭には「インフルエンザによる合併症のリスクを鑑み、有効率20?30%であることを説明したうえで任意接種としてワクチン接種を推奨」とあるが、ちゃんと説明している医師はごく僅かだと思う。
 それどころか、「ワクチン接種すれば70%くらい効果がある」と古いデータを持ち上げ、マスメディアに出てくる医療関係者がいるのを見ると胡散臭さすら感じてしまう。
 インフルエンザ脳症を再考した時、子どもに予防接種させるべきかとも思ったが、これを見て接種させる気がなくなった。

 ともかくインフルエンザのワクチン接種は、厚労省や医療関係者は「推進」、一部の団体や研究者が「無意味」「副作用が危険」と声を上げているのが現状で、正直どれが正しいのかわからない。
 ただ、データを重視すれば「重篤化を防ぐ」以外について効果が薄く、重度を含め副作用があるのはわかった。一方、感染率が非接種よりも(ごく僅かとはいえ)多い点を考慮すれば、無駄ではないことも認識する必要はあると思う。

 今回、引用した記事の他、下記の参考記事が役に立った。

参考記事)
 私たちはインフルエンザ予防接種について、こう考え、こう呼びかけます!!
 あぶない!いらない!効かない!インフルエンザワクチンを打つのはやめましょう!
 サイト「ワクチントーク全国
 ※否定派. 厚労省や医師が言わないワクチン否定情報が満載.

 インフルエンザワクチンについて
 サイト「横浜市衛生研究所
 ※推進派. 読みにくいが一通りの説明がある.

 語り部の見てきたインフルエンザワクチン
 サイト「痴ほう症 アルツハイマー病 医療情報公開 認知症
 ※中立. 管理者が医師であり、医師の立場でワクチンを語っている.

 サイト「インフルエンザ情報サービス
 ※推進派. 製薬会社企画の普通のインフルエンザ情報.

 インフルエンザびら(2004年度)
 引用サイト「予防接種情報ふくおか-副作用は?
 ※慎重派. サイトには予防接種全般の情報がある.
 ※記事の[10インフルエンザワクチンの副作用]にメーカー添書の副作用が公開されている.
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