野良里蔵狸 -norakura-

tanukurのブログ。不定期更新(´・ω・`)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日経レストラン:4人に3人が米国産牛肉を食べると回答?

  米国産牛肉輸入再開後、4人に3人が『飲食店で米国産牛肉を食べる』と回答(12/8)

 「日経レストラン」が行った消費者調査の報告だ。
 米国産牛肉輸入再開が決定し、今朝のTV(とくダネ!)でも牛肉輸入再開を短時間放送していたが、外食産業が息巻いてるのと、街頭アンケートでも「食べます」との声が多く、まるで「みんな、輸入牛肉を食べよう」みたいで嫌気が差した。

 みんなそんなに米国産牛肉が食べたいのかかなり疑問だが、このアンケートはやはりカラクリがあった。


 インターネットで一般消費者300人を対象に「米国産牛肉を使ったメニューを外食店で食べるか」とアンケートを採ったところ、

  ・37.0% まったく気にせず食べる
  ・37.7% 店の種類や利用動機によって選択する
  ・25.3% 絶対に食べない

 との事から、74.7%(4人に3人)が「若干の不安を感じながらも、消費者は米国産牛肉の輸入再開を冷静に受けとめている」と分析している。日経レストランとしては外食産業に依存しているので、米国産牛肉再開を正当化したいのだろう。
 この統計、よく見ると2番目の設問は「店の種類や利用動機によって選択」が少々曲者で、これを容認と認めるのはどうかと思う。危険部位さえ避ければ問題ないという知識の人がここへ投票し、全面的な輸入再開容認へと転嫁させているような気がする。

 ところが、面白いことに日経レストランでは半月前に似たような調査を行っていた。

  「米国産牛肉でないことを確認してから食べる」が4割(11/30)

 文章は筆者の勝手な分析なので無視して(笑)、重要なのはこのグラフ。はっきりした割合が書いてないが、「米国産牛肉の輸入が再開されたら?」に対して、

  ・約20% 食べる
  ・約15% 米国の安全基準を満たしている肉であれば食べる
  ・約40% 米国産牛肉でないことを確認してから食べる
  ・約25% 牛肉は控える、食べない、外食しない

 と回答。質問を本題の「米国産牛肉を食べるか」に限れば、35%(約3人に1人)程度しかいないことになる。これではマズいと思ったのか、新しい方では「米国産牛肉を使ったメニューを外食店で食べるか」と姑息な質問に変え、再統計を行ったと思われる。
 新しい方の質問をよく見ると「米国産牛肉を使ったメニューを出す外食店に行きますか」という前提的な質問がない。ようは、米国産牛肉を出す外食店に行く人からアンケートを採っているので輸入牛肉容認の声が集まるのは当然だろう。4人に3人が米国産牛肉を食べる?、詭弁もいいところだ。

 古い方の調査はサンプル数も調査対象もなく、結構あやしいのだが、新しい方はわざわざ調査会社、サンプル数、対象をしっかり明記している。おそらく、こちらの方が情報が正確だと言いたいのだろう。
 アンケートを調査したインフォプラントをちょっと見ていたら、今回の調査費がわかった。

  サービス料金

 調査は300人、質問数10以下ということで調査料 9万円。うーん、これを言い張るのに 9万円をポンと出してしまうのが何とも。
 と同時に調査会社っておいしい商売だと思ってしまった。仮にアフェリエイトみたいに「10問以下の質問で一人100円」と募集したらみんな喜んで飛びつくだろう。それでも 6万円儲かる仕組みになっている。通例だと、こういった料金は「ご相談」が多いのでアンケートがどんな料金体系なのか気になる方は一見の価値はあるかもしれない。


 自分の記憶ではTVで米国牛肉の実態をまともに放送したのは、TV東京のガイアの夜明け「アメリカ牛肉は大丈夫か」くらいだ。いかに杜撰(ずさん)かがよくわかる。最低でも全頭検査は必要だろう。欧州や中国・韓国・台湾では BSEの他、ホルモン剤を理由に未だに禁輸措置を取っている。

 外食は選択の余地があるからまだしも、子ども達の給食はどうなるのだろう。そこが非常に気になる。ヤコブ病は潜伏期間は 5?20年。本当に危険かどうかはまだ10年以上は待たなければいけないのかも知れない。

過去記事)
  米国産牛肉はBSEの他にホルモン剤の危険性も?
  ガイアの夜明け「アメリカ牛肉は大丈夫か」を見て
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tanukur.blog8.fc2.com/tb.php/380-30845ca3

FC2Ad


アクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。