野良里蔵狸 -norakura-

tanukurのブログ。不定期更新(´・ω・`)

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エアマッサージ死亡事故:メーカーの刑事責任なし

  刑事責任問えないと判断=エアマッサージ死亡事故?警視庁【Yahoo!/時事】12/19
  「予見困難」と警視庁判断 01年のマッサージ器窒息死【朝日】12/20

 この事件を知らなかったので最初は「マッサージ器で人が死ぬの?」と興味本位で調べ始めたら、一般に見かけるマッサージチェアーではなく、着ぐるみみたく全身を覆い、空気を送り込む業務用のマッサージ器だった(事故対象機器の画像はありませんでしたが、現在はこんなの)。事故当時は上半身全体を覆う物もあったようだ。
 当時の報道はこんな感じ。


ジャケット型健康器具を着用した女性が窒息死2001-1-16

 和歌山県の「川衛製作所」が製造した、ジャケット内に送り込んだ空気圧によって血行を良くする健康器具「コンセランミニII」を着用した東京・小金井市の70歳女性が、今月7日に窒息死していたことが明らかに。ジャケットが膨らんだ状態で倒れており、何らかの理由で空気が抜けなくなったものか。警視庁では業務上過失致死容疑で捜査を開始(EzQnewsより引用)。

 これを受け、メーカーの川衛製作所が 2月5日に自主回収をネット上で行い(Googleキャッシュ)、3月2日には社告で商品回収を行っている(社告回収等一覧表)。

 対象となる「コンセランミニII」は昭和58年から平成8年に販売されたエアーマッサージ器で、事故が発生したのが平成13年。素人判断だと老朽化(故障)が原因と思えてならないが、早急に自主回収したのは真っ当な判断だと思う。
 ただ、社告の内容で気になったのが「商品を使用中に死亡したケースが複数出たため社告となった」というのが。事故は幾ら検索しても70歳女性しか見当たらないし、社告の痕跡も見つからず、少々腑に落ちなかった。

 さらに調べていくと平成14年12月に「コンセラン77」のエアージャケットを使用した死亡事故が発生し、エアージャケットなどを自主回収していることがわかった。製造元である株式会社川衛製作所のトップページで告知してるのは評価できるが、事故の詳細情報で「原因は使用者の誤使用によるもので当該医療機器には責任が無い」と自社製品に問題ないとアピールしている。ならばなぜ自主回収するのか。やはり問題があったとメーカーが認識しているような気がする。現在のラインナップには上半身を覆うタイプが一掃されているし、誤使用といいつつ、どのようなミスなのか公示されていないのも気にかかる。
 このトップページの下には「コンセランミニII」の回収が「和歌山県から命令」だった事が明記され、なんかシブシブやっているようにも見える。
 少なくとも、今回の警察判断や会社の姿勢から「川衛製作所製品で事故が起こってもメーカーから賠償責任を引き出せない」のはよくわかった。

 そこで川衛製作所の製品はどこが販売しているのか気になった。川衛製作所ホームページからは製品回収の話ばかりで販売がわからない。そこで検索を変えてみるとここの社長が経営している会社(グループ)が見つかった。

  株式会社コンセラン
  株式会社エフティー研究所

 コンセランの会社案内から間違いないだろう。製品紹介を見ると胡散臭く感じてしまう(個人的に健康グッズアレルギーがあるので(^^;)。

 事故を振り返ると、具体的な事故現場が記載されていない。医療機器を見る限り、個人が購入するにはハードルが高い気もするので主要取引先を見ることにした。

  タカラベルモント株式会社
  日理株式会社
  ファミリー株式会社
  プロフィットジャパン
  山田陽子プロポーションクリニック
  全国各柔道整復師協会
  全国各理学療法士協会

 うはー。柔道整復師(個人経営の接骨院に多い)や理学療法士(病院内のリハビリ科に多い)まで手が入ってるなら全国規模だ(´・ω・`)

 これで「刑事責任がある」となったら凄い事になるだろう。なんか報道されていないだけで事故が結構あるような気がするのだが…。

 結構身近な事件なのに大手で報道されたのは朝日のみ。その朝日も会社名や社長名を伏せたまま。刑事責任見送りなら堂々と公表してもよさそうなものだが。
 警察の対応といい、なんかきな臭いものを感じてしまった。
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