野良里蔵狸 -norakura-

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米国産牛肉あれこれ

  これでも本当に牛肉輸入再開!? 2つの米国文書情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)】1/5

 再開決定後、新たな疑惑文書が見つかったのか?と思ったら既出でした(´・ω・`)
 せっかくなので情報源を調べると同時に、米国産牛肉の危険性をおさらいするという意味でもう一度取り上げたいと思う。


 いつものように情報の真偽を確かめるべくググってみる。
 最初の「米国会計検査院の報告書(2005年2月25日付)」は、第162回国会農林水産委員会(2005年3月30日)に使用された資料であり、議事録に使用された形跡があった。


○山田委員 結構です。それでは、皆さんにお配りした資料をちょっと見ていただきたいんですが、資料の中に、資料一―二、これは英文ですが、それを訳したもの、「米国会計検査院報告書の概要」というのがあります。先ほど鮫島委員が質問した中で飼料検査についてずさんだったことを言われていますが、その中に、いいですか、国内流通時に課されているその他反すう動物への給与禁止の飼料表示義務が、輸出用飼料には課されていないとあります。いわゆる輸出用飼料。そして、プリオン調査会の最終、「おわりに」のところにありますが、やはり輸入配合飼料の影響は不明であると。
 今回、肉骨粉を使っていないBSE牛が出たということで問題になっていますが、これは、いわゆる表示されていない肉骨粉がアメリカから輸入で入ってきて、それが依然として使われている可能性があるということ。
 私も、BSEの調査団長で、民主党はアメリカに行ってきましたが、いまだに牛の肉骨粉がアメリカの東沿岸の乳牛農家に使われている。しかも、牛の肉骨粉については、この会計検査院の表示にもありますように、単に、牛に使ってはいけない、そう言われておって、それだけで、豚や鶏にはもちろんですが、牛に使われておっても、アメリカのUSDAは警告すら発していない、事実上野放しである、そういう状態の中で今行われているわけです。

 次の「全米食肉検査官合同評議会が米国農務省に宛てた書簡(2004年12月8日付)」も、同委員会(2005年2月24日)の議事録に登場する。


○山田委員 (抜粋)特に一つ、きょうは、皆さん方に資料として出しておりますが、大臣にお伺いしたいのは、アメリカの牛肉の検査、いわゆるパッカーでの検査というのは、BSEの検査も、私に言わせればまさに実際でたらめな検査方法、いわゆるBSEが出ないような検査しかしていないとしか思えないと思っておりますが。
○島村国務大臣 全米食肉検査官合同評議会から、昨年十二月、米国農務省に対し、食肉処理施設における特定危険部位の除去が確実に行われていないことなどを警告する内容の書簡が送られたことは承知しております。
 このことについて我が国から照会を行ったところ、米国農務省食品安全検査局から、米国の食肉処理施設ではBSE規制が効果的に守られており、書簡については調査中である旨の回答があったところであります。
○山田委員 大臣、それは間違っています。
 山内教授の先ほどのフライデーに書いた中にありますが、驚くべきことに米国の農務省にはBSE専門の科学者がいない、日米の専門家会議にも米国側は科学者が入っておらず、行政上のやりとりしかありませんでしたと。
 いいですか、この中に検査のことも書いておりますが、二万何千頭か検査したと言いながら、問い詰めたところ、これはでたらめだった、米国側が実際に危ない牛を調べたのは六百頭以下にすぎなかった、そういうことをはっきりと、食品安全委員会の委員である山内教授は言っているわけであります。
 そういうことからすれば、アメリカ農務省の言うことだけを信じて、そうですかと言うだけでは、大臣、だめではないのか。当然大臣みずから、こちら日本農水省として調査団を派遣して、向こうも検査官は公務員ですから、そういう検査官の意向も聞きながら実態を調べるという必要があるのではないのか、大臣。明確にお答えいただきたい。

 こうしてみると、情報提供者は山田委員(民主党衆議院議員 山田正彦氏)では?と思ってしまった。ただ「なぜ今頃?」という疑問がでてしまうのだが…。

 民主党といえば耐震偽装問題でクローズアップされた馬淵澄夫氏が有名だが、山田議員はその米国産牛肉輸入版を感じさせる。議事録の山田議員の発言を見ると引用以外にも、凄いことがポンポン書いてある。

 ・外食産業と牛丼ファンが119万人分の署名を集め、農水大臣に輸入再開を要請.
   ※集まった数が凄く、驚いた. 外食産業関係者総動員?(おい)
 ・ヤコブ病(狂牛病)感染率は一般に100万人に1人の割合と言われるが….
   →米国の人口17万人規模の町で40?50代が4名死亡(全米各地で集団発生).
   →日本でも30?40代ですでに20人がヤコブ病発症(うち11人死亡).
 ・米国の工場では、SRM(危険部位)を除去するべきだということを知らない.
 ・メキシコ産牛肉も米国産と変わらない.
   →米国、メキシコで30カ月齢以上の牛を輸出する協定がある.
   →平成15年は137トンだったメキシコ産牛肉の日本国内輸入量が
   →平成16年はホルモン(小腸、大腸)だけで415.9トンも拡大.

 それにしても昨年春にこうした議論がされているのにもかかわらず、年末には国民の半数以上が納得しないまま輸入再開。半年ばかりで事が改善しているとは思えないし、誰が見ても政治的圧力であることは明白だろう。潜在期間が長い病気だけに20年後、どうなっているか見守りたいと思う。

 そういえば、1月7日の「きっこの日記」(一番下)を見たら、アメリカ産狂牛肉推進企業一発検索「狂牛くん」なるものがアップされていた。おお、凄いのがあると思って見てみたら、単に社団法人日本フードサービス協会の会員企業一覧のコピペでした(´・ω・`)
 だったら、そちらへ誘導しろよと思うのだが…。それよか、これにサーバー負荷がかかるほどのアクセス集中があったのにびっくり。ブラフなのか、世間がその程度なのかちょっといらぬ心配をしてしまった。

 安全な食の提供を使命に、日本フードサービス協会に加盟していない「すき家」は「きっこの日記」でも応援を受けているが、運営元であるゼンショーをみると、グループIRにある「ココスジャパン」「久兵衛屋」がいづれも加盟している事から、日本フードサービス協会のやり方に対抗する意志は見えない。
 また、2005年7月にゼンショーは同じ牛丼チェーンである「なか卯」の親会社になっており(沿革より)、「なか卯」は加盟している。JFへの入会についてを見ると単に経費削減で加盟してないだけのようにも見える。
 米国産牛肉が嫌われれば目論見通りだし、影響がなくても「なか卯」経由で米国産牛肉が簡単に手にはいるので失敗はない。ゼンショーは商売がウマイなと思ってしまった。

 余談。先の山田議員のブログ「WTOの香港会議は何かしらもの悲しい。」(2004/12/13)は必見かも。あまり目にしないWTO(世界貿易機構)の実態から、いろいろ考えさせられた。
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