世界の独裁者ランキング、胡主席第6位【大紀元】1/25
週刊誌「パレード」(米国ワシントンポスト発行)が今年の世界独裁者リストを掲載したようだ。大紀元はどうでもいいので(おい)、このリストはどこかにないかと探してみたら、parade.comに「世界最悪の独裁者ベスト10」が載っていた。
PARADE’s Annual List Of...The World’s 10 Worst Dictators(parade.com)
パレード誌では「独裁者」(dictator)を「自国民に対して独断で権力を行使し(最悪は人権侵害)、法的手段で退任させることができない国家指導者」と定義している。人選については、ヒューマンライツ・ウオッチ、フリーダム ハウス、国境なき記者団(Reporters Without Borders)、アムネスティ・インターナショナルなど国際的な人権機関による報告書に基づいて行ったらしい。
ざっと並べるとこんな感じ。括弧内は去年との比較。
1位 スーダン:オマル・アル=バシール大統領(1→)
2位 北朝鮮:金正日総書記(2→)
3位 ビルマ(日本ではミャンマー):タン・シュエ議長(3→)
4位
ジンバブエ:ロバート・ムガベ大統領(9↑) 5位
ウズベキスタン:イスラム・カリモフ大統領(15↑) 6位
中国:胡錦濤国家主席(4↓) 7位
サウジアラビア:アブドラ国王(5↓) 8位 トルクメニスタン:サパルムラ・ニヤゾフ大統領(8→)
9位
イラン:セイエド・アリー・ハメネイ師(18↑) 10位 赤道ギニア共和国:テオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴ大統領(10→)
記事にはランクが下がった独裁者は善政を行ったのではなく、他がよりひどくなっただけとしっかり明記されている(笑)。
適当に気になったのをあげてみたい。
1位のバシール大統領(スーダン)は2003年2月以降、人種・宗教迫害を行い、ダルフール地区では200万人の人が家を追われ、18万人の民間人が虐殺されたらしい。今では難民キャンプも標的になっているとか(参考:
ダルフール紛争Wiki)。
4位のムガベ大統領(ジンバブエ)は1980年の総選挙の結果、初代首相に就任。1985年は大統領制に移行後、現在も権力を握っている。最初は黒人と白人の融和政策を進め、国際的にも歓迎されてきたが、2000年に白人所有大農場の強制収用を政策化した途端、農作物の生産量が激減し、人種間トラブルが多発。
現在、国力は疲弊し、国民の80%が失業し、20%がHIV感染/AIDSを患い、平均寿命も38歳まで低下しているらしい(参考:
ジンバブエWiki)。
5位のカリモフ大統領(ウズベキスタン)はソ連崩壊による独立以降、権力を握っている。2005年5月13日の反政府暴動鎮圧事件では多数の市民が殺害され、国連などから人権侵害と非難された。この年、アフガン侵攻以降駐留してた米軍が撤退している(参考:
ウズベキスタンWiki)。
7位のサウジアラビアは意外だったが、監視や女性への差別が凄いらしい。通話は記録され、カメラ付携帯電話は禁止。女性が外で顔を隠すのは知っていたが、車の運転まで禁じられているのは知らなかった。
他にもこのようにいろんな事が書いてあり勉強になった。突発的な事件は報道されても、恒常的に人権侵害を行っている国は滅多に報道されないし(´・ω・`)
それにしても「自国民に対して独断で権力を行使」という独裁者の定義。後半部分がなければ、どっかの島国の首相も当てはまりそうな…。どうせなら、他国や族議員のためではなく、広く国民のために権力を行使して貰いたい。