野良里蔵狸 -norakura-

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マンガ5万冊が立ち読みできるサイトの運営者:逮捕

《追記》2006.2.15
  漫画数万冊?違法ネット公開「464.jp」運営者ら逮捕【INTERNET Watch】

 うちの記事何かよりずっとまとまってますので、こちらをお勧めします(笑)。
 以下、駄文で誤解もありますが、そのまま残しておきます。それにしても、著作権交渉が全くなかったとは…。こうなると詐欺だよなぁ。…って、詐欺紛いの常習犯だった(笑)。


  ネットで漫画を無断配信、マンガ喫茶経営者ら逮捕 全国初摘発【産経】2/14

 各紙で報道されているが産経が一番詳しかった。昨年、うちでもマンガ5万冊が立ち読みできるサイト?として取り上げ、「(有料化の前に)サイトが潰れる気が」と書いたら、潰れるどころか運営関係者が逮捕された(あらら)。

 これを機にもう一度、このサイトを調べることにした。


 現在でもこのサイトは接続可能で、以前見たような立ち読みページはなく、お詫びが掲載されていた。


お詫び
2005年1月23日よりサーバの新規移転作業を行っておりましたが
出版社および漫画家の先生方々より
配信停止要請をいただき当サイトも著作権契約を
しておりませんでしたので上記の各方面にご迷惑をおかけしました
このままでは問題が出ると考え 25日コミックの配信を
停止いたしました。

いままで当サイトは「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」の方と著作権の支払いについて
お話し合いをさせていただき、同協会の意思を私なりに理解し著作権者に
対して著作権料を新しい形で徴収しお支払いする仕組みを作りご提案をしてまいりました。
しかしながら 今回のような停止依頼が参りましたので
依頼に従い停止いたしました。

皆様にご迷惑おかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。
コミック・マンガ業界が 更なる発展をしていくことを願っております
著作権者の方と契約が出来きましたら464.jpを再開いたします。
 新聞報道を見ると、「1月25日に関係先を家宅捜索し、漫画単行本やパソコンなど約1万7000点を押収」とあることから、自主的と言うよりは、強制的に閉鎖されたことがわかる。
 また、朝日新聞によれば、「コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、講談社や集英社などが昨年9月、村元容疑者らに漫画の公開をやめるように申し入れたが、12月になっても公開をやめなかった」とあることから、警察の介入がなければ強行するつもりなのもわかる。

 告訴した出版3社、漫画家9名は記事にはないが、464.jp@Wikiに「講談社・集英社・小学館(各社敬称略)および、秋元治先生・一条ゆかり先生・藤沢とおる先生・赤松健先生・あだち充先生・高橋留美子先生・しげの秀一先生・井上雅彦先生・浦沢直樹先生方々より」(参照ページ)としっかり名指しされているので、彼らに間違いないだろう。各新聞社で名指しされていた出版社、漫画家とも一致する。

 464.jpでは、1月23日から有料会員を募集し、配信停止の25日までに1000人近くから、約200万円を集めていたのには正直驚いた。漫画家・出版社と著作権契約が成立しているわけでもないのに、こんなに集まる世の中って…(´・ω・`)
 ちなみに無料会員は約10万人いるらしいが定かではない(ソース不詳のため)。

 逮捕された運営者だが、どうも過去にも似たような事件を起こしているくさい。1990年4月3日読売夕刊に次のようなことが書いてある(要約)。


 1990年に大田区のベビー用品販売会社「(有)ニチエイ」が倒産。
 この会社は電話一本で、紙おむつ等を送料無料で宅配。
 値段も割安で口コミで評判が広がり、最盛期には全国展開。

 商売の拡大に伴い、会員制(入会金1万円)を採用。会員は特別価格で
 購入出来、新会員を紹介すれば遊園地の入場券を貰えるシステムだった。

 ところが、商品の値上げに伴い、売上げが激減して資金ショート。
 退会者も相次ぎ、商品の宅配や入会金の返金もストップ。約5億5千万
 の負債を抱えて倒産した。募集した代理店から集めた保証金等も一部が
 焦げ付き、2500万円が返済不能。

 消費者センターには苦情が殺到し、警察が社長に事情聴取。
 「円安で製品価格の値上がりが予想され、先行的に値上げしたが失敗だった。
 会員制はコストダウンの為で、だますつもりはなかった。」と釈明した。
 ※参考リンク
 この社長が、今回逮捕された代表取締役と同姓同名(村元寅次)。ただ、参考リンクでの名前が「トラジ」。今回逮捕されたのが「トラツグ」と微妙だ(464.jpのドメイン登録者はmuramoto toratugu)。
 朝日新聞には『「後で著作権料を払えばいいと思っていた」と供述している』と同じような言い訳をしているので同一人物な気もしてしまう。

 ただ、紙おむつ無料配送といい、古本の配信といい、着目点は非常にいいと思う。でも、経営手法が強引すぎるのと、総合的にビジネスとして昇華させていくのが非常にヘタな気がする。特に書籍に関しては、著作権をかなり甘く見ているように思う。

 この事件で一つ気になったのは、逮捕した警察が福岡県警生活安全総務課と甘木署という点。村元容疑者は東京都・神奈川県で漫画喫茶を経営しており、福岡県に住んでいたとは思えない。出版社も首都圏だし、わざわざ福岡県にまで告訴しに行ったのだろうか?
 「甘木署員が昨年10月にサイバーパトロールで発見」とあるので、サーバーが福岡県?とも思ったが、IPドメインLOOKUP検索を見ると、


Non-authoritative answer:
Name: www.464.jp
Address: 58.158.184.14

Authoritative answers can be found from:
464.jp
origin = www.yokohamaintercon.com
mail addr = admin.www.yokohamaintercon.com
serial = 1138566220
refresh = 36000 (10H)
retry = 3600 (1H)
expire = 604800 (1W)
minimum ttl = 86400 (1D)
DNSシステムでは検索できませんでした。
 と、yokohamainterconと、サーバーは横浜(勘違いかもしれません^^;。間違いならご指摘して頂ければ幸いです)。
 結局、福岡県警との関連がわからなかった。ネット犯罪だと京都が有名だが、どうなんだろう。

 産経新聞の最後には、『ACCSの広報室は「誰でもネットで自宅からコピー配信できるので、今後もこうした犯罪が脅威になる」としている』とあり、なんか「見せしめ」のような気がしてしまう。
 まぁ、再三の警告を無視しているので自業自得なんですが(笑)。

参考スレ)
 【464】ネットに漫画無断掲載で捜索 SSKインダストリーカンパニー(ν速+板@2ch)

《2006.2.21追記》
 トラジタンストーカー1号さんから戴いたコメントに「偽コメの件」というのがあって気になって検索してみたら、2ちゃんねるにこんな事がったので追記(一部編集)。


208 :マロン名無しさん :2006/01/30(月) 23:21:47 ID:???
 また1件、気になる新聞の過去記事を発見した。
 1991年4月から7月にかけて読売新聞が連続して報道している。いずれもデータベース(ヨミダス文書館)で閲覧できるが、やはり有料なので、事件の流れを要約する。

 問題の業者は、大阪市の「村おこし米作共同農場」(村元寅次代表)で、市販のブランド米を無農薬の「特別栽培米」と偽って、通信販売していた。また福井県鯖江市の農場の名を騙り、「産地直送」も売り物にしていたが、顧客を信用させるため、鯖江市内に転送電話を置いていた(その後91年3月に鯖江市に事務所移転)。

 苦情を受けた大阪市消費者センターの問い合わせに対し、村元代表は「会員証を郵送すれば、入会金(一万円)を現金書留で返送する」と返答したが、会員である証拠が手元になくなってしまうと、返金されないおそれがあるため、会員証のコピーを郵送し、業者が返金、返金を確認したら会員証を郵送という段取りで決着。

 ところが、その後、相当数の会員宅に「福井県コシヒカリを守る会」会長を名乗る男から、「村元代表が逮捕されそうだ。そうすれば入会金は返ってこない。会員証の裏に住所と振込先の銀行口座を書き、郵送して解約しなさい。」という怪電話がかかってきた。村元代表はこの電話について、「名簿が流出した可能性がある。悪質な嫌がらせだ。」と回答している。

 91年5月には、大阪食料事務所の指導で、卸業者からの米の入手が困難になり、会員宅に「在庫がなくなったので、出荷を中止する。十月になったら新米を出荷する」との文書が届く。食糧庁は米自由化の流れの中で、食糧管理法違反は警告にとどめるのが通例だが、消費者の利益に反する悪質なケースとして、告発すべきとの議論も。

 その後、行政側の指導で解約が相次ぎ、7月に入ると、事務所は閉鎖。村元代表は、「行政より圧力、いやがらせにあい、耐えることができず、三日を持って倒産いたしました」との張り紙を残して、未返還の入会金約3千万円を手に雲隠れした。

 被害者約3千人を出したこの事件だが、一応米は送っているため、詐欺での立件は難しく、卸業者や宅配業者に圧力をかける強硬措置で対処したものの、知事による販売許可取消しは、村元代表が無許可業者であるため意味がなく、食管制に対する世論を気にして、最終手段の告発を躊躇している間に、この結末となってしまった。

 おむつ騒動の1年後ってのが…(´・ω・`)
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コメント

次の活躍は何だろう?

はじめまして。新聞の過去記事を某掲示板に投稿した者です。

村元氏の名前の読みなんですが、「トラジ」の方がしっくりきますよね。なんとなく(笑)
記事中では「村元寅次社長」(ルビなし)と書かれており、名前の読みは分かりません。
参考リンクの方は、その記事を図書館でスクラップしたものですので、「トラジだろう」
で入力したものじゃないかと想像します。

おむつの件も偽コメの件も警察が動いたものの、フォローする記事がないことから、逮捕
はされてないと思います。今回も逮捕される前の店仕舞なんだろうな、常習的だし、返金
メールして個人情報教えるの危ないよ、という警告のつもりで投稿したんですが、既に家
宅捜索を受けていたとは・・・

  • 2006/02/19(日) 22:23:27 |
  • URL |
  • トラジタンストーカー1号 #-
  • [ 編集]

 はじめまして、トラジタンストーカー1号さん。コメントありがとうございます。
 私も「トラジ」の方がしっくりきます(笑)。

 やはり、おむつ騒動と同一人物ですよね( ̄ー ̄)
 偽コメの件は知りませんでした。ご教授ありがとうございます。こちらは 3,000万円以上持ち逃げとヒドいですね。この時に名簿紛失とあることから、今回の事件の類似性を感じます。
 …って、常習犯なのに本名を堂々と使っていたというのが凄いです(笑)。今回は逮捕になりましたが、どうなるんでしょうねぇ。。

  • 2006/02/21(火) 16:16:37 |
  • URL |
  • tanukur #VgYZu9o6
  • [ 編集]

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  • 2015/07/04(土) 14:07:12 |
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