はしか、東京や埼玉で流行【共同通信】4/17
一次ソースである国立感染症研究所のまとめは
こちら。
国立感染症研究所では麻疹発生データベースを公開しており、一般でも全国の麻疹発生状況を簡単に知ることができる。
麻疹発生DB 全国の麻疹発生状況 ※医療関係者以外ですぐに発生状況を見たい場合は
こちらを。
過去三ヶ月間だけでも東京は52件も報告され、さらに東京をクリックすると、調布市13人、練馬区10人、葛飾区7人、足立区3人と広範囲に発生していることがわかる。
特に練馬区は都立高校で発生が確認され、3月29日に感染者2名、二次感染者19名いたことを
教育委員会が報告している(…って、練馬区の数字が一致しないのでDBは最低数の目安程度かな?)。
こうなると予防が大事なのはよくわかったが、調べるとワクチン接種くらいしか予防策がなく、治療薬もないらしい(´・ω・`)
ワクチンとなると副反応の心配があるが、調べてみると他のワクチンよりは低い。
予防接種後副反応報告制度について【厚労省】2005/9/29
平成16年度の報告だが、麻疹ワクチン接種者1,188,872名に対し、副反応件数は41件(21症例)。このうち、ほとんどが副反応から回復し、後遺症を残すケースは2件にとどまっている(発達退行、左顔面神経麻痺)。
これは
平成15年度、
平成14年度と比較してみても、副反応による重篤化傾向が減少しているのがわかる。ちなみに平成15年度では1歳11か月の症候性全般てんかんを基礎疾患に有する男児がワクチン接種が原因で死亡していた。
こうなると、麻疹による死亡者数と比較してどうなのかが気になるが、最近の統計が見つからない。
麻疹の現状と今後の麻疹対策について【感染症情報センター】2002/10
とりあえず 1990〜2000年を見る限り、死亡者が約3〜29名(年によってばらつきあり)いること、また、麻疹は約30%で合併症が起こり、(低い確率ながら)脳症など重篤化を引き起こすことを考えると、ワクチン接種はかなり有効だろう。
なお、ワクチンを接種したにも関わらず麻疹に罹るケースもあるが、これは20歳代でわずかながら抗体陰性者になったり、抗体価が10〜29歳で若干低下するためとあるが、その理由は記載されていなかった。
そのせいかは不明だが、成人に麻疹が増えている。
感染症の種類別発生状況及び死亡者数(平成11年〜13年)[XLS形式]【統計局】
麻しん(成人を除く)[1999〜2001]
5,875(27)→22,552(11)→33,812(11) ※数字は報告件数、括弧内は死亡者数.
成人麻しん[1999〜2001]
83(2)→426(7)→931(10)
こうなると抗体がない(低い)場合、成人でもワクチン接種が必要となるが、費用は全額自己負担となる(5,000〜7,000円と自治体によって異なる)。
一方、子どもの方は2006年6月2日の法改正により、風疹を含めてワクチン接種が受けやすくなっていた。
「麻しん(はしか)」と「風しん」のワクチンについて【
秋田県感染症情報センター】
※発信元は秋田県ですが全国的に通用する内容になっています。
この法改正は、2011年に日本の麻疹を征圧することが目的だろう。米国では、12カ月〜15カ月にワクチンを接種後、4〜6歳に2回目のワクチンを接種することで、年間発生数を100件未満にしている(ちなみに麻疹最大輸入国は日本だと米国に非難されている)。
なお、韓国では2001年から5カ年計画を打ち出し、麻疹の征圧に一足早く成功しているのが興味深かった。
韓国が麻疹撲滅を宣言、西太平洋地域では初めて【
WoW! Korea】2006/11/1
韓国における麻疹とその対策【国立感染症センター】
まだ 4年かかるみたいが、日本から麻疹が征圧されることを期待したい。
参考スレ)
【医療】はしか、東京や埼玉で流行、拡大の恐れ 国立感染症研究所が注意呼び掛け(ニュース速報+板@2ch)
※全然盛り上がってないですが(w
上記以外の参考リンク)
麻疹 Wikipedia はしか(麻疹)・風疹 こどもの病気じゃないの?【大分産業保健推進センター】