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チベット弾圧:チベット人に扮した警察官がデモ隊を扇動

 チベット弾圧:チベット人に扮した警察官がデモ隊を扇動【大紀元】3/24

 3月14日のチベット・ラサ市暴動で、刀を振い暴力を起こした男が、実は地元警察官がチベット人に扮装して扇動していたという、証言記事らしい。

 大紀元が情報源なので数日様子を見てたが、あまり話題にもならないのでちょっと調べてみた。


 大紀元のソースには指摘された警察官の写真がある。まず、これが本物かどうか調べてみたら、TVのニュースでも報道される位、有名な物だった。

  チベット暴動10人死亡【YouTube】

 1分40秒頃、画面の右側に男が映し出されていた。さらにネットでははっきり撮れている画像もあった。少なくとも写真が本物なのはわかった。

 ただ、この男性は本当に警察官なのか?
 これについては証言だけで、警察官姿の写真/映像があり、同一人物だと証明できる物証でもあればよいが、それがない。そう考えると、やはり疑問を持たざるを得ない。

 そこで別のソースはないものかと調べてみたが、大紀元以外のソースが見当たらない。ダライ・ラマオフィス宗教事務スポークスマンのヌガワン・ニェンドラ氏(Ngawang Nyendra)で検索しても同じ。まるで、他のメディアが相手にしていない感じだ。
 国際ラジオ「希望之声」は、大紀元と同じエポック・メディア・グループなので調べても意味がないだろう。

 ただ、一つ気掛かりなのが、記事にある次の文句。

 ニェンドラ氏の話によると、この写真は中国大使館がBBCと自由アジアの声に対し送ったものだ。もう一回送った写真にはこの人物は映っていない。テレビ画面にはこの刀を持つ人物は映っているうえに、人を切りつけていたにも拘らず、その後のカメラはこの人物を追いかけていない。全くのでっち上げであることがわかる。ある人がこれらの問題を指摘したところ、テレビ画面からも映像が消えたという。

 中国政府からすれば、チベット人の暴動が如何にヒドイかを知らしめるのに「刀を持った男性」はうってつけのものだろう。これを使わない手はなく、積極的に使うはずだ。
 しかし、もし本当に警察官の扮装であれば隠蔽しざるをえない。この写真を見て、物証を持った人物がでてきたら厄介だからだ。

 本当に消えているかは確認できなかったが、今後も積極的に出てくるならガセだろうし、出てこなければ警察官なのだろうということはわかった。今後の動向に注目したい。

 ただ、仮にガセしても、記事の最後は説得力が高いと思う。

 デモ抗議事件で、警察官が暴徒に扮して煽動や濡れ衣を着せるための行為を図ったのは一度だけではない。1989年チベットに深く入り込んで取材を行った中国の記者・唐達献氏は「刺刀直指拉薩――1989年チベット事件記録」という記録を書いている。記録には、当年チベット人が起こした平和デモの数日後、中共当局は多くのスパイと普段着を用意し、市民や僧侶に扮し計画的に状況を盛り上げ、経塔を焼き払い、穀物食糧販売店を襲い、店から根こそぎ略奪し、民衆による物資の略奪を促した。この作戦が成功した後、軍警察は血腥い鎮圧を展開したとされている。

 今回のチベット民衆による抗議行動は1989年と似ている。20歳前後の男性のグループが十分に計画を練ったうえで行動を起こしている。まずスローガンを叫び、すぐさま小昭寺の近くに駐車してあった車両に火をつけ、その後周囲の商店に押し入り、商品を略奪したうえ、続けざまに数十件の商店を焼き払っている。行動には秩序があり、歩調も機敏で動作も手練れたものである。小昭寺付近の道路にはすでに大きさが揃った、重さが1、2kg前後の石が前もって並べられていたが、至る所にいる公安や私服警官らが不思議なことに何も気付かなかった。その後、大量の軍警察と軍用車がすぐに到着し、違和感なく発砲し「暴動鎮圧」というシナリオを成功させた。

 中国共産党が、再び暴力事件を画策し、チベットの罪なき人々に濡れ衣を着せるのか否か、世界中が注目している。


 たしかにメディアに登場する暴動としては出来過ぎだと思う。そんな中、こんな記事が見つかった。

  「死者100人情報も」=抗議行動続く?チベット亡命政府【時事通信】3/16

声明では、抗議行動は10日、ラサの内外で平和的なデモとして始まったが、当局が多数の武装車両を投入、群衆への発砲を開始したため騒乱状況になったとされる。一部の警察官は僧侶に変装してデモ隊の鎮圧に当たり、これがデモ隊をさらに挑発する格好となって警察車両の焼き打ちにつながったという。

 こうなると、警察官がチベット人になりすますのは珍しくないのかもしれない(´・ω・`)


 一方でこんな記事が。

  「お金で雇われた」、ラサ暴力事件で破壊活動について供述【中国国際放送】3/22

 この事件は、ダライラマ一派が組織的、計画的、念入りに画策し、煽動したものだという記事だが、少々気になる点がある。

主な犯罪者の一人であるナワンランジはラサで5軒の雑貨店を経営しています。店が雇っている6人に分裂活動をさせました。ナワンランジは「自分はお金を出し、仕事がなくて遊んでいる人を雇って、暴力犯罪事件を画策、煽動した」と供述しました。

 何気ない一文だが、中国侵攻後、チベットがどうなったかを知ると違和感を感じざるをえない。

  仏教を信仰している民族が“大華国”に弾圧されているという設定の漫画フテキセツなブログ

 わしズム夏号に掲載された、業田良家氏の「慈悲と修羅」が掲載されている。これを読めば、いかにチベットがヒドイ状況かが理解できると思う(同ブログでは、さらに踏み込んだ[小林よしのり]現在のチベット騒乱までの流れがざっと分かる漫画[ゴー宣]もある)。

 これに従えば、ラサでチベット人が「5軒の雑貨店を経営」できるかは甚だ疑問だ。おそらく、この経営者は漢民族(中国政府側)であろう。その経営者が「暴力犯罪事件を画策、煽動した」となれば、これはダライラマ一派ではなく、中国側が暴動をしかけたと自ら言っているようなものではないのか?

 ともあれ、ラサ地区では中国軍精鋭部隊も派遣され、チベット人が次のような虐待をされていないか心配でならない。

  1988年3月チベットで行なわれたこと【YouTube】
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