野良里蔵狸 -norakura-

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米トイザらス 投資グループに身売り

  米トイザらスが66億ドルで身売り 米の投資グループに

 業績悪化から本家のトイザらスが投資グループに売却されたらしい。我が家はおもちゃ好きだし、たまにトイザらスへ行くことがあるのでちょっとしたニュースだ。こうなると日本への影響はどうなるのかが気になる。
 ロイターの報道では「筆頭株主が異動した場合にも、日本でのトイザラスブランドを高めるための事業を継続することに変更はない」(ソース)としているが、事業の継続を約束するだけで、業務内容を変更するとは言っていないのが気にかかる。今年度、日本トイザらスは初の減収となるので、今後は店舗縮小もあるのではないだろうか。



 トイザらスへ行ったことがある人なら分かるが、広いスペースに無理なくおもちゃ等が陳列されているのはここくらいだ。個人的には大きめのカートで移動してもそんなに邪魔にならない通路も気に入っている。5歳の娘もここは大好きで、行くと数時間は粘られる(笑)。

 買収が落ち着けば、米トイザらスは何かしらの変化を見せるだろう。これは「トイザらスが投資会社にとって魅力的だったのは、店舗が好立地にあり、その大半は他の小売り企業への売却が見込めるためだった」(ソース)からも明らかで、買収グループに不動産投資会社もいることから、採算が悪い店舗は売却されたり、店舗内のおもちゃ売り場を縮小し、別事業を始めるのは目に見えている。

 最近、ライブドアvsフジテレビで取り上げられた LBOの手法が採られた可能性も高い。先週ニュースステーションで見たときはそんな手もあるのかと思ったが、実際には結構えげつない。よく出回っている、コピペにこんなのがあった(一部編集。全文はココ)。

 ですから、たとえばアジアの通貨危機のときに、ヘッジファンドがタイの
 バーツを食い物にしたと言われましたが、京都大学の佐和さんが
 「市場主義の終焉」だと言ったのはあのときです。
 その前はレバレッジド・バイアウト、 LBOがあった。
 LBOというのは借金浸け企業買収。「レバレッジド・バイアウト」と
 片仮名で書きますと何かかっこよく聞こえますけれども、「レバレッジド」
 という言葉は、要するに借金だらけという意味です。
 しかもバイアウト、短期です。ですから、英語で聞くと「短期借金づけ買収」と
 サッと来るはずです。
 そのための資金はどこから来るかというと、ジャンクボンドです。
 アメリカ人が「ジャンクボンド」と聞くと、ぼろくず社債と思うわけです。
 それが日本人が聞くと、何か新しい金融商品じゃないかと思うわけです。(笑)
  (中略)
 あのレバレッジド・バイアウトのときも、要するに借金づけ買収ですから、
 結局借金はどうして返すかというと、買収した企業で返すわけです。
 つまり、買収した企業を食い物にして切り売りして、金融機関とか弁護士とか
 公認会計士とかインサイダーといった連中が潤うという仕組み
です。
 したがって肝心の企業社会、世の中を支えている企業はどんどん衰退していって、
 ゴーイングプライベートでふつうの閉鎖会社になって、
 その州の税収を支えていた企業が衰退していって税金が払えなくなる。
 住民のサービスも悪くなって、その企業が提供していた消費財とか生産財とか
 雇用の機会もどんどん失われていく。
 要するに国民、市民はどんどんサービスが悪化していって、金融機関、インサイダー、
 あるいはそれを仲介しているいろいろな仲介業者のところに利益が移転する。
 これはアメリカはもうだめだと批判されました。


 LBOが絡んでるなら買収費用を返済するため、トイザらスが骨抜きになるのが目に見える。
 関係ないが、フジテレビが LBOで買収されたら同様な事が考えられるだろう。外資に喰われるだけで、勢いを取り戻すのにかなり時間がかかるのではないだろうか。リーマン・ブラザーズも自社の利益を上げることしか興味ないみたいだし。
 LBOも外資誘導なのが見え見えだし、ホリえもんならやりかねない。日本企業が外資の喰い物になるのは忍びないので、個人的には反対だ。

 脱線失礼。そう考えると、日本のトイザらスもこのまま店舗縮小されるのかと思いきや、おもちゃ業界で動きがあった。

  国内玩具メーカー、日本トイザらス買収画策

 米国では小売りメーカーに押されて不振になったが、日本では家電量販店に押されているらしい。記事には「仕入れ値以下で販売し、家電販売の黒字で赤字を補うのだからたまらない」と、明きからに潰しにかかっている。消費者も当然、安い方がいいので家電量販店で買うケースも目立っているのだろう。
 私もそうだ。近所のヤマダ電機系ショップ(Digital21)はおもちゃを扱っており、利用することが多い。定価から10?30%値引きされ、さらに10%のポイントがつくこともある。ヤマダ電機のポイントカードもそのまま使える(逆も然り)。駐車場が広いので行きやすいし、埼玉・千葉に隣接してるので地方ナンバーも珍しくない。

 家電量販店の攻勢でトイザらスが危機に陥っているのは分かるが、玩具メーカーがトイザらスを救済する動きにでているのは興味深い。流通の仕組みはよく分からないのだが、記事ではメーカーとの直接取引で効率的な大量販売ができるのはトイザらスしかないと読み取れる。
 たしかに、あの販売面積を考えると、家電量販店では主要商品を並べるだけで棚が埋まり、中小メーカーの商品まで手がまわらないだろう。私もトイザらスに期待するのは、値段の安さよりも意外な商品にある。こんなのもあるんだ、と行く度に驚かされる。故に、遠いのもあって年数回しか行かないのだが(笑)。
 ただ、日本トイザらスを買収できるだけの株が集められるかは疑問だ。「同組合の多くの企業に1社数千万円でも株式を買い取ってもらいたい」とあるが、中小企業には難しいだろう。また、バンダイ、トミー、タカラといった大手企業には投資するうまみが少ないせいか、呼びかけすら行っていない。

 そう考えると、日本トイザらスも雲行きがあやしくなりそうだ。利益率が高いベビー関連品が増えたり、おもちゃスペースを減らして、別のテナントを入れられたら、せっかくの意外性が減ってしまう。こうなったら、もうトイザらスではない。
 個人的にはこのまま頑張って貰いたい。少しは貢献できるよう、行く頻度を増やそうと思う。面白いものが見つかったら記事にしよう。

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